週休3日サラリーマンのブログ

空気を読まないサラリーマンをやってます。1980生まれ男です。既婚。2011年生まれ息子、2013年生まれ娘あり。

MacBook Air M1に移行したら、非サブスク版LightRoom(LR6)が使えなくなった

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M1 MacにLR6をインストールできない

2021年4月、MacBook Pro (Late 2013)からMacbook Air (M1, 2020)に移行した。「移行アシスタント」のお陰で、MacBook Air M1を手にしたその日から前機種と同様にシームレスに使い始める事ができたが、1つだけ問題が発生した。
写真管理アプリとして数年来愛用してきた非サブスクリクション版の「アドビ(Adobe) LR6 (LightRoom6)」が使えない。

環境

環境は以下の通り。

【移行前】
MacBook Pro (Retina, 15-inch, Late 2013)
macOS Big Sur 11.2.3
【移行後】
Macbook Air 13inch (M1, 2020)
macOS Big Sur 11.2.3
【LR (LightRoom)】
・version 6.14 (非サブスクリクション版)

M1 Macでは、LR6は1回だけ起動できる笑

MacBook Air M1への移行後、初回LR起動時にRosettaのインストールが促され、Rosettaをインストールした。
その後、LRを初回起動すると以下のエラーメッセージが表示された。

設定エラー
製品をアンインストールして再インストールしてください。
この問題がまだ発生する場合は、Adobeテクニカルサポートにお問い合わせいただき、この画面の下部に表示されるエラーコードをお伝えください。
エラー:16
http://www.adobe.com/jp/support/

その後、もう一度LRを起動してみたところ何故か正常に起動し、ちゃんと動作した。

しかし、もう一度LRアプリを起動し直すと、一瞬LRのバージョン情報を含むスタート画面が一瞬表示された後、LRアプリが落ちてしまう。何回やってもダメ。「1回だけ正常動作していた時に、せめてもう少し写真整理しておけば良かった」と思ったが後の祭り。

ググって見たところ、ここに完全に同じ状況の人がいるが解決策は示されていない
https://www.reddit.com/r/Lightroom/comments/lr6sr6/lightroom_614_on_m1_mac_and_big_sur/

LR6の再インストールを試し、詰む笑

仕方ない。元々のエラーメッセージの指示通り、アンインストール&インストールを試す。

しかし、LRのアンインストーラを起動しようとすると、エラーメッセージ。
スクショは撮っていないが、エラーメッセージは「"UnInstaller.app"はアップデートの必要があります。」という内容。
仕方なく、"アプリケーション"フォルダ内のLRアプリをゴミ箱に入れる方法でアンインストール。

次にインストールだが、LR6のインストーラLightroom_6_LS11.dmg」を起動すると、またしてもエラーメッセージ。

“Install.app”はアップデートの必要があります。
ーー
このアプリケーションをこのバージョンのmacOSで動作させるには、デベロッパによるアプリケーションのアップデートが必要です。
詳しくは、デベロッパにお問い合わせください。
ーー
[詳しい情報...] [OK]

詰んだ笑。

ググって解決策を探す

ググってみると、アドビ公式のユーザーフォーラムで全く同じことを訴えている人がいる
Lightroom Classic: Lightroom 6 and Mac OS 11 Big Sur」(2021/1/10の投稿)
https://feedback.photoshop.com/conversations/lightroom-classic/lightroom-classic-lightroom-6-and-mac-os-11-big-sur/5ffaf7111e977767444e25af

Downloaded a new version of LR 6 (I believe that was the very last edition of the standalone (not Cloud based)LRs and for which I am registered) but that refuses to install as the "installer will not work with this version of the operating system"
Why is life so HARD ???

LR6が"installer will not work with this version of the operating system"エラーでインストールできないと。「なんで人生ってヤツはこう大変なんだ???」という心の叫びが笑えるwww。

これに、回答者の1人(ruurd_van_dijk)は次のように答えている

That's because Lightroom 5/6 itself is 64 bits, but the (de-)installer is 32 bits... 
So once installed it runs (in principle) but you can't get rid of it in a decent way...

なるほど、LR6そのものは64bitサポートしているがインストーラが64bitで動作しないので、インストールした状態でOSを64bitにUpdateした場合はLR6は引き続き動作するが、二度と再インストールはできないので迂闊にアプリを削除する事ができないと。

さらに、このスレッドに質問を追加している人がいる(streifenschwirl)(2021/4/29)

I switched from an Intel based machine using Catalina to a new Mac Air M1 via Time Machine Backup. 
LR 6 initially runs and works without any major issues, but when i close it and re-open it again the only thing seen is a short flicker of the LR 6 splash screen i.e. the programm never starts. 

MacBook Air M1で最初LR6が問題なく起動したが、一度LRアプリをクローズして再度立ち上げてみると一瞬LRのタイトル画面が出るだけでアプリが起動できない」と。みんな同じ苦労をしてるんだな…

この質問に対する回答

There have been a number of reports of pre-installed LR 6 initially running after upgrading to Mac OS 10.15 and 11, and then sometime later failing. 
It's also possible you're tripping over symptoms of the expired LR 6 face-recognition license:
https://feedback.photoshop.com/conversations/lightroom-classic/lightroom-classic-version-6-crashes-in-the-facial-recognition-module/5fd510567288d52d004c42d6 

「期限切れの顔認証ライセンスを使ってこの症状を直す事ができる」と言っている。この投稿者の言う通りであればこのリンク先に解決の手がかりが書かれている筈だが、LR6の永久ライセンスのユーザーの権利を蔑ろにしてバグを放置するアドビの姿勢を糾弾するユーザーの投稿が殺到していて読むのが大変…。

私の結論

さらに時間を注ぎ込んで調べたり試行錯誤すれば、もしかしたら非サブスク版のLR6をMacBook Air M1で動作させる事ができるかもしれない。しかし、その後しばらくしたら、また別のトラブルが発生して貴重な時間を奪われる可能性が高い。

非サブスク版(永続ライセンス版)のLightRoomユーザーの憤りの声に対してAdobeが不誠実に無視を決め込んでいるのは、これはもう「そういうこと」なのだ。1ユーザーとしてはAdobeの思惑通りにサブスク版のLRに移行するか、そうでなければもうLRに拘らずサヨナラするのが得策だ。

考えてみれば私は最近では写真のレタッチなどは一切行わず、豊富なLRの機能のうち以下の機能しか使用していない。
・写真の一括リネーム(例:IMG_9999.JPG → iphoneSE2nd_9999.jpg)
・写真のタイムスタンプ一括変更(例:カメラ内蔵時計の時刻がズレていた場合や、スクショの日時を変更して保存したい場合)
この他、過去に編集した写真の編集内容はLRのカタログファイルに保存されているため、LR経由でないと確認できないが、、、悲しいかな、過去の写真だしどうせ大した編集していないのでこのまま見られなくても大して問題にはならない。(もちろんオリジナルはLRを使わなくても見られる)
どうしても見たくなった場合には1ヶ月だけサブスク契約して確認してJPG書き出しなり何なりすればいい。

これを機にLRにサヨナラし、他の写真管理方法を模索するというのが私の結論だ。写真管理といえば、Googleフォトの無料写真(動画)アップロード期限(2021年5月末まで)が到来する問題の方がずっと重要だ。LRなんかに時間を割いている場合じゃない!