※)これは”チラ裏”レビューです。あまり十分な推敲もしておらず、本来はチラシの裏にでも書いて捨てるレベルの駄文ですが、ここに書いて捨てさせていただいております。この先は期待値をぐっと下げて、寛容な気持ちでお読みください。ではどうぞ。
作品名:スパイダーマン3(2007)
評価:★5(★★★★★)
リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/B0B6GK7FPZ
Amazonプライムビデオの無料配信が「もうすぐ終了」ということを知り見てみた。公開当時に劇場で鑑賞して以来、かなり久しぶりの鑑賞だったが、かなり楽しめた。
サム・ライミ版スパイダーマン三部作の最後にふさわしい大作に仕上がっていると思う。なんと言ってもヴィランがサンドマン、グリーンゴブリンJr.、ヴェノムと3人もいる。
MJとのラブストーリーは相変わらずフラストレーションが溜まっていい加減にしろと言いたくなるが、怒涛のストーリー展開で結局楽しめる。
あくまでエンタメ重視のストーリーなのでキャラの生き様に感動するというようなことはないのだが、それでも強いていえば、スパイダーマンを含む4人は誰かが人間的に優れていたり劣っていたりということはなく、大差がないということはいえると思う。最終的に正義の側に立ったスパイダーマンとグリーンゴブリン、悪の側に立ったサンドマンとヴェノム、運命は別れたが、置かれた状況から結果がそうなっただけでポテンシャルとしては大差がなかった(スパイダーマンもグリーンゴブリンも私怨で相手を殺そうとした)。
サンドマンは「ターミネーター2」のT1000を彷彿とするような不死身キャラで、一体どうやったら倒せるのかと思ったら、「君を許す」これで成仏…なるほどよく考えられたシナリオだ。
ピーターがダークサイドに堕ちたときの描写は楽しかった。ストーリーの起伏からするとシリアスなシーンなのだが、こういうところで観客を笑わせることを忘れないところもいい映画の条件だと思う。