週休3日サラリーマンのブログ

空気を読まないサラリーマンをやってます。1980生まれ男です。既婚。2011年生まれ息子、2013年生まれ娘あり。

(チラ裏レビュー) マッドマックス (映画 1979年)

※)これは”チラ裏”レビューです。あまり十分な推敲もしておらず、本来はチラシの裏にでも書いて捨てるレベルの駄文ですが、ここに書いて捨てさせていただいております。この先は期待値をぐっと下げて、寛容な気持ちでお読みください。ではどうぞ。

作品名:マッドマックス (映画 1979年)
評価:★4(★★★★☆)
リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/B00GKE3XW2

2024年8月、「午前十時の映画祭」企画で劇場で鑑賞した。

「マッドマックス」シリーズの第1作だが、2015年の映画「マッドマックス 怒りのデス・ロード」などに引き継がれる世紀末ヒャッハーな世界観とは少し異なり、本作の世界観はやや治安が悪くなった近未来という感じ。世紀末ヒャッハーの荒廃した世界に設定が変わるのは第2作「マッドマックス2(1981)」からのようだ。

鑑賞してみて意外に思ったのは、結構ホラーテイストが強いところ。「このキャラ、ここで死ぬんだろ」という展開になってから、なかなか死なない笑。なので「いつ死ぬんだ」という怖さが持続する。グースのバイクが暴走族に細工されて、そのバイクで走り出したグースが事故って死んだと思ったら無事で「死んでないのかよ!」となったし、マックスの妻が子供と2人でアイスクリームを買いに行った先で暴走族に絡まれて殺されるかと思ったら金的蹴りをして暴走族を撃退して無事に帰ってきて「そこで殺されるんじゃないのかよ!」となったし、そのあと一人でビーチに行くところを後ろから暴走族に後を付けられて、ビーチで殺されるのかと思ったらそこでも死なない。ビーチからの帰り道、お供の犬も殺されて、めちゃくちゃ怖い雰囲気の暗い森の中で暴走族が走って追ってくる!さすがにここで死ぬかと思ったら家まで無事に帰り着く(「まだ死なないのかよ!」)。家で赤ん坊が人質にとられ、ばあさんと2人で暴走族と対峙する。「あーさすがにこれは死んだな!」と思ったらばあさんがライフルで暴走族を制圧して赤ん坊を奪還して車で逃げる。まだ死なない。よく言えば意外性のある脚本だが、そこにそんなに尺を使うか笑?警察署で不起訴となったジョニーがグースを煽り、殴りかかるグースをマックスたち同僚が制止するくだりも異様に長かった。

この映画にツッコミを入れるのは野暮かもしれないが、上述のように脚本がちょっとおかしいこと以外にも、妙な効果音とか、世界観も暴走族の行動も支離滅裂だし、シーンの繋ぎ方もわかりにくくて雑に編集した総集編を見ているようだった。そこも含めてメチャクチャなところがこの映画の魅力なのかもしれないが、私はあまり楽しめなかった。