※)これは”チラ裏”レビューです。あまり十分な推敲もしておらず、本来はチラシの裏にでも書いて捨てるレベルの駄文ですが、ここに書いて捨てさせていただいております。この先は期待値をぐっと下げて、寛容な気持ちでお読みください。ではどうぞ。
作品名:ポーの一族 (漫画 1972年〜1976年,2016年〜2017年)(既刊5巻)
評価:★4(★★★★☆)
リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/B074CDRDTV
少女漫画界のレジェンドとしてよく名を聞く、萩尾望都(はぎおもと)の代表作「ポーの一族」を図書館で借りて読んでみた。
第1巻の冒頭、アバンタイトルにあたる3ページの後、ページをめくると馬車が走り去るカットと共に「ポーの一族」のタイトルが出る。これが超かっこいい笑。
小学5年生の娘にも読ませてみたが、読んでくれなかった。「ベルサイユのばら」は気に入って読んでくれた娘だが、本作品はちょっと大人向けの少女漫画なのかも。
読む時間があまり取れなくて、第3巻までしか読めなかった。いつか次読むときは第5巻まで読みたい。ちなみにフラワーコミックスの全5巻は昭和に連載された分だけ。2016年以降に連載された分は単行本化されていないのだろうか。
【概要(Wikipediaより)】
小学館の少女漫画雑誌『別冊少女コミック』の1972年3月号から断続的に連載され、1976年6月号で完結した。2016年に、40年ぶりの新作が小学館の女性向け漫画雑誌『月刊フラワーズ』の7月号に掲載され、その後は断続的に連載が再開されている。
1974年に発売された「フラワーコミックス」『ポーの一族』第1巻は、小学館の少女漫画で初の単行本で、初版3万部は発売から3日で完売した。
『ポーの一族』シリーズは、西洋に伝わる吸血鬼(バンパネラ)伝説を題材にした、少年の姿のまま永遠の時を生きる運命を背負わされた吸血鬼エドガーの物語。成長の代償に失うもの、大人になれない少年の姿が描写されている。200年以上の時間が交錯する構成で、舞台は18世紀の貴族の館から20世紀のギムナジウムまでさまざまである。
萩尾は「永遠にこどもであるこどもをかきたい」との発想から、石ノ森章太郎の『きりとばらとほしと』の吸血鬼の設定の一部をヒントにして『ポーの一族』の構想を思いつき、1972年、「すきとおった銀の髪」「ポーの村」などの短編から描き始め、同年8月から翌1973年6月にかけて当初の構想であった3部作(「ポーの一族」「メリーベルと銀のばら」「小鳥の巣」)を連載した。1974年、『トーマの心臓』連載終了後、同年12月に「エヴァンズの遺書」でシリーズを再開、1976年5月「エディス」後編で終了した。
2016年5月、連載終了から40年ぶりに『月刊フラワーズ』(小学館)7月号に新作「春の夢」が発表され、その反響の大きさにより掲載誌が売り切れる書店が続出したため、重版されることとなった。その後、同作は2017年1月から5月までシリーズ連載され、『このマンガがすごい! 2018』オンナ編で第2位にランクインを果たした。
【単行本「フラワーコミックス」収録作品(カッコ内はポー・シリーズ以外の短編収録)】
・第1巻:「ポーの一族」「ポーの村」「グレンスミスの日記」「すきとおった銀の髪」
・第2巻:「メリーベルと銀のばら」(「ふしぎの国の人形たち」「10月の少女たち」)
・第3巻:「小鳥の巣」(「六月の声」「妖精の子もり」)
・第4巻:「エヴァンズの遺書」「ペニー・レイン」「リデル・森の中」「ランプトンは語る」
・第5巻:「ピカデリー7時」「はるかな国の花や小鳥」「ホームズの帽子」「一週間」「エディス」