※)これは”チラ裏”レビューです。あまり十分な推敲もしておらず、本来はチラシの裏にでも書いて捨てるレベルの駄文ですが、ここに書いて捨てさせていただいております。この先は期待値をぐっと下げて、寛容な気持ちでお読みください。ではどうぞ。
作品名:菩提樹 (映画 1956年)
評価:★4(★★★★☆)
リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/B002Y30EFM
【概要(Wikipediaより)】
『菩提樹』(原題:独: Die Trapp-Familie、和訳: トラップ一家)は、1956年の西ドイツ映画である。邦題は劇中に登場するシューベルトの歌曲から取られている。
マリア・フォン・トラップによる自叙伝『トラップ・ファミリー合唱団物語』の前編(オーストリア編)を原作としている。トラップファミリーがアメリカに亡命するまでを描いており、続編の『続・菩提樹』では亡命後のトラップファミリーが描かれている。ブロードウェイミュージカル『サウンド・オブ・ミュージック』およびアメリカ映画『サウンド・オブ・ミュージック』の先行作品で、史実との相違点が多いそちらに比べ、本作の内容は史実及び原作に比較的忠実になっている。
映画「サウンド・オブ・ミュージック」との比較のために鑑賞してみた。各種配信サービスには乗っておらず、ツタヤディスカスでDVDをレンタルした。
序盤から中盤の展開は基本的に「サウンド・オブ・ミュージック」と同じだが、終盤の展開が異なり、「サウンドオブ〜」では終盤でオーストリアを脱出するまでだったが、本作ではアメリカに到着するところまでが描かれる。
トラップ一家とヴァスナー神父はアメリカには到着したものの、ゼーミッシュが事前の約束を破って保証人になってくれなかったため、入国が許可されずに窓の外に自由の女神像が見えるエリス島の合衆国移民局に留め置かれていた。ゼーミッシュがボスのペトロフとともにトラップ一家の強制送還を要求するために移民局に来た時、一家は「菩提樹」の合唱を披露。その歌声に感心したペトロフは一転、トラップ一家のアメリカ公演を決定する。…というのが本作のラストシーン。
「サウンドオブ〜」との比較だと、出てくる楽曲は全て異なり、本作には知らない曲が多いし、映画の尺も106分と長くないのに内容が詰め込まれていることもあって、淡々とストーリーが進んでいく。特にマリアとトラップ男爵の間に恋が芽生える描写もあっさり淡白。画も印象に残るカットがほとんどない。
そのため映画としては「サウンドオブ〜」の圧勝といえる。