週休3日サラリーマンのブログ

空気を読まないサラリーマンをやってます。1980生まれ男です。既婚。2011年生まれ息子、2013年生まれ娘あり。

(チラ裏レビュー) ドラゴンボール (漫画 1984〜1995年)(全42巻)

※)これは”チラ裏”レビューです。あまり十分な推敲もしておらず、本来はチラシの裏にでも書いて捨てるレベルの駄文ですが、ここに書いて捨てさせていただいております。この先は期待値をぐっと下げて、寛容な気持ちでお読みください。ではどうぞ。

作品名:ドラゴンボール (漫画 1984〜1995年)(全42巻)
評価:★5(★★★★★)
リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/B0756ZH5JZ

久しぶりに「幽遊白書」を読んだ勢いでそのまま「ドラゴンボール」を読んでみた。やっぱりドラゴンボールはすごかった。

まず、動きのあるバトルシーンがすごい。比較して悪いが、「幽遊白書」と比べるとそれがよくわかる。

ストーリーがサクサク進んでいって、どこを読んでも面白いのがすごい。特に初期は週刊で即興マンガショーをやっている感じですごくいい。たぶん作者も心から楽しみながら漫画を描いていたのではないか。転機はピッコロ大魔王の登場だ。ここから急にストーリーがシリアスになり、シナリオも緻密になった。単行本の巻末で、作者が読者ハガキを取り上げて対話するコーナーが無くなってしまったのもこの頃(ジャンプコミックスの第12巻が最後。ストーリーでいうとピッコロ大魔王がドラゴンボールで若返る直前あたり)。

それでも、シリアス路線に変更後に漫画としての完成度はさらに上がって面白くなったと思う。「ピッコロ大魔王編」「サイヤ人襲来編」と続いて、「フリーザ編(ナメック星)」でクライマックスを迎える。

フリーザ編」が盛り上がりすぎたせいで、もうやることはやり尽くして「人造人間&セル編」ではストーリーの緊張感が一段階下がった。人造人間16号・17号・18号はほとんど殺しをしていないし、完全体になった後のセルも同じ。ギャグ要員のミスターサタンも登場した。それでも、「未来から来たトランクス」「孫悟飯の覚醒」などの要素のお陰で並の漫画に比べれば遥かに面白い。

魔人ブウ編」はさすがに面白さがかなり減じてしまっている。「人造人間&セル編」よりもさらに、緊張感の緩和とギャグ回帰をしようとしているが、人がたくさん死んでいるのに緊張感がない妙な雰囲気となり、「ドラゴンボールで生き返らせればいい」というようなセリフが飛び交うのがシュール笑。ギャグも滑りまくっている。初期のドラゴンボールのギャグは、ドクタースランプのギャグと同様、「悟空、強すぎ(笑)」これだけでギャグが成り立っていたところがあるのだが、フリーザを倒し、惑星を破壊できるほどのパワーを手に入れた後ではギャグになりようがない。アラレちゃんが「地球割り」するのとは意味合いが違うのだ笑。