※)これは”チラ裏”レビューです。あまり十分な推敲もしておらず、本来はチラシの裏にでも書いて捨てるレベルの駄文ですが、ここに書いて捨てさせていただいております。この先は期待値をぐっと下げて、寛容な気持ちでお読みください。ではどうぞ。
作品名:全修。(アニメ 2025年)
評価:★3(★★★☆☆)
リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/B0DNY12S8L
2025年1〜3月期のアニメ「全修。」を第3話まで鑑賞した。つまらないのが分かったので3話切り。
アニメーターが異世界転生するというストーリーで、私としては「まんが道」とか「バクマン。」のように、アニメーターが自分たちのお仕事を語る要素の方に期待していたのだが、見てみたら「アニメーター」要素はほとんどなく、ただの異世界転生アニメだった。
そしてその異世界転生ストーリーの方も…つまらない。原作者がクレジットされないオリジナルアニメによくあるパターンで、作者の熱量や魂が一切感じられないのだ。Wikipediaで調べると、一応本作の原作のところには監督と脚本の方の名前が書かれているのだが、それは単なる表記上の問題で、実質この作品には「私が作者です」という人が存在しない。こういう作品はつまらないものが多い。たとえば、2024年1〜3月期の「ぶっちぎり?!」というアニメもこのパターンでめちゃくちゃつまらなかった。ちなみに「ぶっちぎり?!」も「全修。」もMAPPA製作のアニメだ…。
そして原作者がいないアニメの代表格といえばプリキュアだ。プリキュアは未就学女児の心を掴むが、だいたいの子供は2〜3年分見たら飽きて「卒業」していく。プリキュアという作品には特定の作者の魂が込もっておらず、あるのは「10代の女の子が変身して戦う」というフォーマットだけだから、根本的につまらないのだ。
なお、このアニメは毎回プリキュアや魔女っ子アニメをオマージュしたような「変身」演出があり、それで敵を撃退するというお決まりのパターンが毎話繰り返される。これも、テンプレがあるから製作者側は楽なのだろうが、見ている側としては苦痛だ。
あと、キャラデザがしょぼすぎるのも萎えポイント。主人公の広瀬ナツコは面白いが、それ以外のキャラはマジで魅力ゼロ。
【追記】子供が見続けていたのにつられて、なんだかんだ最終話まで見てしまったので評価を★3→★4に変更。ラストも特に驚きとかはなかったけど、まあいいか。