今年もギリギリになってしまったが確定申告をなんとか完了させたので来年に向けて自分用メモを残す。確定申告のウィザードの画面写真は面倒なので撮っておらず、全てテキストでのメモとしている。自分用メモなので。ただ、全体イメージは丁寧に説明したつもり。これも1年後の自分のため。
■前提
・私も妻も会社員。いわゆる103万円の壁とかの類に引っかかるようなレベルではなくてがっつり働いている。
・子供は2人、中学生と小学生がいる。
・「ふるさと納税の寄付金控除」と「医療費控除」を申請することが我が家の確定申告の主目的。FXとかの雑所得?があればそれも申告対象だが今年はそれはない。
・ふるさと納税は私と妻でそれぞれやっているのでそれぞれで確定申告が必要
・ふるさと納税の「寄附金控除証明書」はマイナポータル連携でオンラインで取得可能。うちは全て楽天でふるさと納税をしたので、「楽天ふるさと納税」をマイナポータルと連携して情報を取得する。
・医療費控除は、その年に支払った医療費つまり、保険診療で3割負担で窓口で支払った分と自費診療で100%自己負担で支払った分の合計が10万円を超えた場合に申請するもの。たとえばその年に支払った医療費が20万円の場合、20万ー10万=10万円が課税所得から控除される。つまり税率が20%だとすると、課税所得から控除された10万円×20%=2万円が還付される。もうひとつ大切な観点が、夫と妻で収入の多い方に家族全員分をまとめて申請すること。医療費は同じでも、収入が高い方が税率が高くなるので、より多い還付金が戻る。
・医療費控除の保険診療分は、それぞれの家族のマイナポータルに情報が来ているので、領収証を手作業で集計する必要はない。
・医療費控除の自由診療分は、国税庁からダウンロードした「医療費集計フォーム(iryouhi_form_v3.xlsx)」というエクセルファイルに1年分の領収証の情報を入力し、アップロードする。なお、領収証は提出不要なので郵送の必要はなくオンラインの手続きだけで完了する。
・手続きは、PCではなくスマホで実施する。マイナンバーカードの読み取り機能は通常、スマホに搭載されている。マイナンバーカードを読み込んでマイナポータルへログインするときに、PCの場合はQRコードをスマホのカメラで読み込ませることで可能だった気がするが、手順が面倒になるのでスマホの方がスムーズにできる。
・源泉徴収票の情報もマイナポータル経由で取得するやり方があるようだが、去年やってうまくいかず、手作業で数字を入力したので今年もそうする。6箇所くらい数字を写すだけなので5分もかからない。
■必要なもの
・マイナンバーカード(家族4人分)
・源泉徴収票(私と妻の分)(数字を書き写すだけなので紙でなくてもPC画面表示や写真でもよい)
・自由診療分の領収書(家族4人の1年分)
■事前準備1(マイナポータルとふるさと納税、医療費を連携)
概要:ふるさと納税の情報と保険診療の情報をマイナポータルから参照可能な状態にする。家族4人分実施する。私と妻は医療費とふるさと納税が対象、子供2人は医療費のみ対象。
(PCではなく、スマホで)マイナポータル>確定申告>ログインしてはじめる>カード読み取り(パスコード入力)>証明書の取得状況を確認する
医療費通知情報 [完了]
上記のように「完了」表示にすればOK。去年の確定申告のときに連携したためか、医療費は最初から「完了」になっていた。楽天ふるさと納税は最初は「未完了」だったが、「取得」ボタンを押下してウィザードに従って「e-Tax連携」する。なぜかマイナンバーカードの読み取りを4回も実施して、その後楽天にログインしたら連携完了。なお、「給与」項もあり、「国税庁」から「取得」するボタンを押下して情報取得を試みたが、2日待っても情報取得ができなかったのであきらめた。
■事前準備2(マイナポータルで代理人設定)
概要:医療費は家族分を全てまとめて妻の確定申告に含めるため、子供2人と私の医療費データを妻のマイナポータルから参照可能な状態にしなければならない。そのための設定が「代理人設定」。
【代理人になってもらう設定】(子供2人と私のマイナポータルで実施)
子供のマイナポータルで「代理人登録」>「新たに代理人を指定する」>「代理人一覧を確認する」>「代理人設定がされていません」確認
子供のマイナポータルで「代理人登録」>「新たに代理人を指定する」>「代理人を登録する」>「マイナンバーカードを読み取る」(妻のマイナンバーカード読み取り)>関係名(例:”長男”など)や委任期間、委任する権限を指定
【代理人になれたか確認】(妻のマイナポータルで実施)
妻のマイナポータルで「代理人登録」>「新たに代理人になる」>「委任者一覧を確認する」>家族3人分の表示がされることを確認する
■事前準備3(エクセルの「医療費集計フォーム」に入力しておく)
概要:医療費控除の自由診療分は、国税庁からダウンロードした「医療費集計フォーム(iryouhi_form_v3.xlsx)」というエクセルファイルに1年分の領収証の情報を入力しておく。私はエクセルを持っておらず、”Macのエクセル”こと「Numbers」アプリを使った。
「Numbers」アプリでエクセルファイルを開いて一旦保存すると、拡張子が変わって「iryouhi_form_v3.numbers」となる。
医療費の入力が終わったら、「Numbers」のメニューからファイル>書き出す>エクセル>オプションはデフォルトのまま(よく意味がわからなかった)、「保存」で「iryouhi_form_v3_2024.xlsx」などとして保存する。
■私の分の確定申告
(PCではなく、スマホで)マイナポータル>確定申告>ログインしてはじめる>カード読み取り(パスコード入力)>証明書の取得状況を確認する
医療費通知情報 [完了]
e-Taxで確定申告を始める>(国税庁 確定申告書等作成コーナー 画面)作成開始>次へ>「所得税」「令和6年分」「マイナンバーカード:あり」「スマホは読み取り対応:はい」「証明書等をマイナポータル連携で取得:する」次へ>同意して次へ>(マイナポータルへ移動)次へ>マイナンバーカードでログイン>次へ
次へ>(住所氏名等の登録情報確認)次へ>(取得情報の選択)「申告する本人の情報:取得する」「家族分の情報:取得しない」次へ>同意して次へ>「マイナポータルと利用中のサービスを連携する」
(控除証明書等の取得 選択画面)
[ ] 医療費通知情報 # 医療費は妻の方で申告するのでここではチェックを外す
[レ] 生命保険控除証明書 # 年末調整で申告したので不要だと思うが、よくわからないのでチェックをいれたまま
[レ] 楽天ふるさと納税 寄附金控除証明書 # これはもちろんチェックを入れる
次へ>(取得情報一覧 画面)次へ>(xmlデータの読込 画面)読み込ませるべきデータがないので何も指定せず次へ>(申告する所得の選択 画面)「給与:チェックを入れる」「源泉徴収票の枚数:1枚のみ」「勤務先で年末調整:済んでいる」「年末調整の内容を変更:しない」「外国税額控除:該当しない」次へ
(給与所得の源泉徴収票入力 画面)「カメラで読み取る」方法もあるが「手動で入力」した。そっちの方が早い。
(配偶者特別控除の入力 画面)「同一生計配偶者である」にはチェックを入れるか迷ったが、チェックを入れて「次へ」をしたらエラーになったので入力不要と判断
(扶養親族の一覧 画面)子供2人の名前が最初から入っていて、生年月日を手動で入力したら、「16歳未満は扶養控除の対象とはなりません。入力した情報は、住民税に関する事項として引き継がれます」と表示される「入力終了」
(医療費控除:なし)
(ふるさと納税:入力あり)となっていて、これを選択すると楽天ふるさと納税の情報が取り込まれていることを確認できるのでそのまま「戻る」
(計算結果の確認 画面)で還付金額などが確認できる>次へ>「還付金の受け取り方法:公金受け取り口座への振り込み」「通知方法:電子交付」次へ>(財産債務調書、住民税等に関する事項 画面)は該当項目がなかったのでそのまま「次へ」>住所や電話番号などの基本情報に変更がなくそのまま次へ>(マイナンバーの入力 画面)自分と子供2人のマイナンバーを入力し「次へ」>(送信前の申告内容確認 画面)そのまま次へ>(送信準備 画面)次へ>(データの送信 画面)「送信する」>(送信完了)>「申告書等を表示する」で一応iPhoneの「ファイル」に保存>次へ>「終了」ボタン押下
■妻の分の確定申告(私の確定申告と異なるところに★)
(PCではなく、スマホで)マイナポータル>確定申告>ログインしてはじめる>カード読み取り(パスコード入力)>証明書の取得状況を確認する
医療費通知情報 [完了]
ふるなび [未完了] # ★去年ふるなびを使っていたので表示されたと思われる。今年は使っていないので連携不要
e-Taxで確定申告を始める>(国税庁 確定申告書等作成コーナー 画面)作成開始>次へ>「所得税」「令和6年分」「マイナンバーカード:あり」「スマホは読み取り対応:はい」「証明書等をマイナポータル連携で取得:する」次へ>同意して次へ>(マイナポータルへ移動)次へ>マイナンバーカードでログイン>次へ
次へ>(住所氏名等の登録情報確認)次へ>(取得情報の選択)「申告する本人の情報:取得する」「家族分の情報:★取得する」次へ>同意して次へ>「マイナポータルと利用中のサービスを連携する」
>★(家族(被代理人)の選択 画面)「代理関係番号」なのでわかりにくいがおそらく代理人登録した夫と子供2人分、合計3人分の情報にチェックを入れた状態で「証明書等の取得へ」
>★(控除証明書等の取得 選択画面)
本人の情報:「医療費通知情報」「楽天ふるさと納税」の両方にチェックを入れる
夫の情報:「医療費通知情報」のみチェックを入れる
子1の情報:「医療費通知情報」のみチェックを入れる
子2の情報:「医療費通知情報」のみチェックを入れる
次へ>(取得情報一覧 画面)次へ>(xmlデータの読込 画面)読み込ませるべきデータがないので何も指定せず次へ>(申告する所得の選択 画面)「給与:チェックを入れる」「源泉徴収票の枚数:1枚のみ」「勤務先で年末調整:済んでいる」「年末調整の内容を変更:しない」「外国税額控除:該当しない」次へ
(給与所得の源泉徴収票入力 画面)「カメラで読み取る」方法もあるが「手動で入力」した。そっちの方が早い。
★(支出に関する控除の入力 画面)で「医療費控除」>家族4人それぞれの分の保険診療の額が表示される。画面株「医療費の領収書等入力」>「医療費集計フォームを利用しますか?」>はいでエクセルを読み込ませる。>入力終了
(配偶者特別控除の入力 画面)「同一生計配偶者である」にはチェックを入れるか迷ったが、チェックを入れて「次へ」をしたらエラーになったので入力不要と判断
(扶養親族の一覧 画面)子供2人の名前が最初から入っていて、生年月日を手動で入力したら、「16歳未満は扶養控除の対象とはなりません。入力した情報は、住民税に関する事項として引き継がれます」と表示される「入力終了」
(医療費控除:なし)
(ふるさと納税:入力あり)となっていて、これを選択すると楽天ふるさと納税の情報が取り込まれていることを確認できるのでそのまま「戻る」
(計算結果の確認 画面)で還付金額などが確認できる>次へ>「還付金の受け取り方法:公金受け取り口座への振り込み」「通知方法:電子交付」次へ>(財産債務調書、住民税等に関する事項 画面)は該当項目がなかったのでそのまま「次へ」>住所や電話番号などの基本情報に変更がなくそのまま次へ>(マイナンバーの入力 画面)自分と子供2人のマイナンバーを入力し「次へ」>(送信前の申告内容確認 画面)そのまま次へ>(送信準備 画面)次へ>(データの送信 画面)「送信する」>(送信完了)>「申告書等を表示する」で一応iPhoneの「ファイル」に保存>次へ>「終了」ボタン押下