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空気を読まないサラリーマンをやってます。1980生まれ男です。既婚。2011年生まれ息子、2013年生まれ娘あり。

★4(★★★★☆) メディアはなぜ左傾化するのか/三枝玄太郎 (本 2024) レビュー

※)これは”チラ裏”レビューです。あまり十分な推敲もしておらず、本来はチラシの裏にでも書いて捨てるレベルの駄文ですが、ここに書いて捨てさせていただいております。この先は期待値をぐっと下げて、寛容な気持ちでお読みください。ではどうぞ。

作品名:メディアはなぜ左傾化するのか―産経記者受難記―/三枝玄太郎 (本 2024)
評価:★4(★★★★☆)
リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/B0D1QJW8XV

タイトルが面白そうなので期待して購入したが、読んでみたらメディアが左傾化する仕組みとか利権構造についてはあまりきちんと触れられておらず、著者が1991年から2019年までの産経新聞記者時代に経験したエピソードをただまとめたものだった。まあ、それでも内容がつまらなくはなかったので評価は★4。ただし文章はとても読みにくく、文量以上に読むのに時間がかかった。次から次に話題が変わって、そのたびに登場人物も代わるので、それを把握するのが大変なのだ。

タイトルの「メディアはなぜ左傾化するのか」に対する答えは一応以下のように「まえがき」に示されている。「大学時代から過激な学生運動に身を投じ、メディア業界に進み、そうした人々が幹部になり、採用を担当する立場となり、また新たな人材が供給される。自分たちのイデオロギーの邪魔になるものは、極力、国民の目に触れさせない、という「ドグマ」があるのだ。これが報道機関の果たすべき役割だろうか。」

そしてそれを裏付けるようなエピソードが本書全体を通じて散発的に紹介されている、そんな構成だった。個人的に印象に残った部分を以下抜粋する。

(pp. 15-16)「災害救助訓練に罵声を浴びせる市民たち」:

>(2012年)訓練当日である16日の午後6時ごろから練馬駐屯地に行ってみると、数十人の「市民」が反対コールをしているなか、背囊を背負った自衛隊員が数人単位で駐屯地を徒歩で後にしていく。 衝撃を受けた。日本の自衛隊は、災害救助訓練をするというのに、こんな罵声を浴びながら活動をしなければならないのか。若い隊員が俯き加減で続々と駐屯地から都内中心部に向かっていく後ろ姿を見ているうちに形容しがたい不快な気分がこみあげてくるように感じた。 訓練が、東日本大震災を意識したものなのは明らかだった。大規模な災害が発生し、都市機能や行政機能が麻痺する。そうした事態に対応する訓練のために、自衛隊員が迷彩服姿で東京の街を歩くというだけで、こんなに反対されるというのが理解できなかった。

→「市民」団体が自衛隊の活動を邪魔するために区役所などの公的機関に圧力を掛け、それを左翼のマスコミが報道するという図式。

(p. 34)「記者クラブにやってくる市民団体はいつも同じ人」:

>当時、静岡支局には、1日に何本もレクチャー、記者会見の類が入っていた。どこからか幹事社に連絡があり、幹事社の記者が「午後3時から原子力艦入港に反対する会のレクが入っていま~す」という感じで声をかけて、B5版ほどの用紙をホワイトボードに張る。あるいはどこかの労働組合が起こした、不当労働行為に関する地裁判決に対して控訴提起を決定した、と言ってはレクチャーあるいは記者会見が入る。僕もこのレクチャーは暇があれば出ていた。産経新聞ですら、明らかに共産党社会党(当時)がバックにいるであろう団体の記者会見を好んで記事にしていたのだ。なぜなら日々の静岡県版は400~500行ほどの記事が必要であり、…

→「市民」団体がマスコミ向けに自分たちの活動をアピールする「レク」を行い、毎日一定量の報道をしなければならないマスコミもそれを利用するため、マスコミが左翼の宣伝をすることになるという図式。

(p.46)「刑務所でも特権を得ていた金嬉老」:

>金は静岡地裁で公判中の1970年、自身が特別扱いを受けていることを暴露。静岡刑務所で金がいた雑居房からは、出刃包丁ややすり、ライター、果ては毒物まで発見されたというので大騒ぎになった。これは金が自殺をほのめかし、トラブルになることを恐れた職員が差し入れたのを皮切りに要求がエスカレートしていったものだった。その後の調査で望遠レンズ、カメラ3台、香水、金魚鉢、キッチンセットなども自身の房にあったことがわかった。彼は女囚が収監されている雑居房におり、散歩、面会も自由だった。隣室の女囚のところにも自由に出入りしていたという。と、ここまでは公表された事実。ほかにも彼は好みの女囚が入ってくると、睡眠薬を混入させた店屋物を食べさせて昏倒させ、レイプまでしていたという証言まである

>静岡刑務所の処遇は、あまりにも金がヒーロー視されていたことと無関係ではない。何しろ県警本部長の頭まで下げさせて、新聞、テレビだけでなく、日高六郎中野好夫、鈴木道彦、それに俳優の宇野重吉ら名だたる文化人、有名人らが「金さん、金さん」とおだてて囃していたのだから、…

→1968年に発生した「金嬉老事件」。在日韓国人金嬉老という男が2人を殺害して逃亡し、13人を人質として旅館に立てこもった。金は自らを「民族差別の犠牲者」と主張し、マスコミもその主張に乗っかって報道した。当時の在日韓国人が「差別されている」という主張を振りかざして逆に特権階級のような扱いになっていたことを伺わせる事件だと思った。

(p.73)「90年代初期の『在日韓国人』を取り巻く空気」:

>(1989,90,91年に静岡県内の在日韓国人が経営する焼肉店で3年分の所得税5,000万円を脱税した事件で、被告人質問の際に被告が「取り調べ中に検事に殴られた」という嘘を言ったり、最終弁論で被告の弁護士が「被告を罰することは静岡に根付いた朝鮮文化を崩壊させることだ」という驚くべき主張をしたり、裁判中に居眠りしていた記者に対して被告の家族が金切り声を上げて「あんた裁判の時寝ていたでしょ!人が必死で裁判をしているときになんと失礼な。ふざけないで頂戴!」と怒鳴りつけたりしたのを筆者が目撃して)その記者に同情した。確かに居眠りは迂闊だったと思うが、裁かれている被告や親族がそこまで居丈高になるものだろうか。しかし、このころは、在日韓国人に批判的にモノを言うなどというのは、とんでもないことだった。まして、それが新聞やテレビの記者だったら、もはや暴挙といっても良い。我々新聞記者だって、学校で『日本人は戦時中、在日韓国・朝鮮人に暴虐な振る舞いをして、差別をしてきた』と繰り返し教わってきていた。その空気が被告の親族の態度にも影響していたのではないか。いつぞや、ある著名な人材育成コンサルタントである在日韓国人の女性が、テレビ朝日の討論番組で「(日本人が)平和な家に入ってきて強姦して、産ませた子供が在日韓国・朝鮮人ですよ」と言ったとき、観覧席にいた一般学生たちが言葉を失い、ある者はウンウンと同意をするように頷き、ある者は悄然としていたのを覚えている。平成の半ばくらいまではそんな空気が支配していたのである。

→日本人が自虐史観朝鮮人に接することで相手が勘違いをしてつけあがってしまい結局ますます関係が悪くなる。日韓の国レベルでもこれと同じようなことが起こっている。

(p.77)「なりすまし」:

(1991年に起きた事件。在日韓国人が40年間も他人名義で日本人になりすましていた事件で)名前が知られていた人権派弁護士らがやってきて、記者会見をやったのだ。「静岡中央響察署がJさんを逮捕したのは不当だ。直ちに釈放すべきだ」と言う。翌日からは管察署の前に支援者と思しき人たちが十数人ほど集まって「Jさんを返せ~、釈放しろ~」とシュプレヒコールを上げるようになった。

→結局左派系市民団体の圧力に押されて最大拘束期間の前に被告を保釈することになった。これも在日韓国人の特権の強さを物語るエピソードだ。

(p.128)「歴史教科書を巡るマッチポンプに呆れる」:

>(2001年、「新しい歴史教科書をつくる会」の採択をめぐり)「扶桑社版教科書は何が何でも採択させない」とばかりに朝日や毎日はその後も連日報道を続けた。新聞に、まるで採択することが不公正であるかのように報じられては、栃木県の下都賀採択地区の協議会に動揺が広がるのは当然ともいえた

>一連の『採択』から『不採択』への流れを作ったのが朝日・毎日ならばそれを現場で推進したのは、ある種の運動団体である。ある町役場の職員は『これを見てください』と山のようなファクスの束を見せてくれた。

>脅迫電話もあった。栃木市の教育委員長(宮司を務めていた)の家には深夜の1時、2時といった時間に「あんたのところのお婆さんは90歳だってね。石段から落ちなければ良いね」「神社が火に包まれちゃうよ」という脅迫電話がかかってきたという。

>「つくる会」入居のビルで不審火管視庁、ゲリラ事件で捜査

→左派系団体の脅迫が恐ろしい。こういった脅迫に個人で対抗するのは難しい。まともな日本人がもっと関心を寄せてこういった脅迫行為に抗議する声を上げ、数の力で対抗していかなくてはならない。

(p.161)「民主党の政治とカネにメディアは甘かった」:

>2009年、自公政権に代わり、民主党政権が誕生。その熱狂から落胆のプロセスは多くの方の記憶にまだ新しいところだろう。一方で忘れられがちなのは、この頃もまた『政治とカネ』にまつわる問題が噴出していたということだ。しかもメディアの追及は、自民党に対するそれと比べると、遥かに手ぬるいものだった。

→マスコミは左翼に乗っ取られている。

(p.167)「日教組教師たちの罪」:

>(2010年、会計検査院日教組の「ヤミ専従」を調査)会計検査院が「ヤミ専従」を調査したのはこれが初めてで、彼らの鼻息は荒く、腕利きの職員でチームを結成した。まずは北海道をターゲットにしたが、このほかにも岩手、大阪、兵庫などの20前後の道府県を対象にした。ところが、しばらくすると変な噂が聞こえてきた。「民主党が相当抵抗しているらしい」

会計検査院日教組の「ヤミ専従」を調査しようとしたが、民主党から圧力がかかり会計検査院の局長が退任に追い込まれ、十分な調査ができなかった。しかもその局長は会計検査院の指定ポストの天下りもできなかった。左翼はやり方が汚い。

(p.174)「右派と左派の衝突」:

>(2016年の東京都知事選で)桜井誠氏は「在日特権を許さない市民の会在特会)」の会長を務め、カルト的な人気を誇っていた。2016年7月、JR高田馬場駅前で彼は概略次のような演説を行った。「国費外国人留学生制度って知ってます?日本に対してヘイトスピーチやりたい放題の国(韓国・中国のことを指す)からやってくる留学生に月17万円を支給している。東日本大震災のとき、被災した日本人の学生は大学に行けなかった。こんなバカげた制度をやっているのは日本だけだ。チベットで虐殺をやった国の主席が早稲田大学に来て、平和を説く。そんな国から来た学生を厚遇して、反日学生を作っている。私が都知事になったら日本人の大学生に奨学金を払う。外国人の生活保護をやめ、それで浮いた分を財源にする。約400億円ですよ」そこに来ていたマスメディア関係者は僕一人だけだった。」

→マスコミは反日左翼に乗っ取られている。

(p.176)「東京MXテレビを巡る騒動」:

>(2017年、沖縄の基地反対運動をMXテレビが否定的に報じると)6月22日、「ニュース女子」の制作を手がけているDHCテレビジョンのスタジオがある共同通信会館(東京都・港区)に向かって、日比谷公園を100人近い左派のデモ隊がスタートした。これに対抗して、同じくDHCテレビジョンが制作している「虎ノ門ニュース」では作家の百田尚樹氏が「急遽、生配信を行います」と言い出し、実際に生配信を行った。デモ隊が「百田出て来い」「ふざけんなよ」と怒声を上げている。ハンドマイクからは「ヘイトより愛を」とコールが聞こえるのだが、デモ隊は愛からは程遠いほど殺気立っていた。

BPOは人権侵害と放送倫理上の問題があったとして2018年3月に勧告。『ニュース女子』は同月をもって終了した。2023年4月、最高裁DHCテレビジョンが辛さんに550万円を支払うよう命じる判決が確定した。謝罪文のネット掲載も命じた」

→これもまた左翼の「市民団体」がテレビ局に対してデモと称して威力業務妨害にあたるような行為をしている。そしてBPOもそれを支持。BPOはいつも左翼側についていて、公平中立な組織と言えるのか?左翼に取り込まれているのではないのか。

(p.189)「沖縄の不安定さ」「中国の思惑通りに進んでいる」:
自民党・仲里氏「このようなこと(辺野古基地移設の動きのこと)が続くんだったら、ワリーチャー(我々は)独立をして、ワッター、ウチナー(我々沖縄人)は生きていける、こんだけの気概をもってやらなくちゃ、安倍政権を倒すことはできない」

>その仲里氏は2022年、玉城デニー沖縄県知事が2期目の知事選に出馬する際に後援会長を引き受け、出陣式でこう言った。「琉球沖縄と福建省は友好締結をやっています。これは今から25年前、大田(昌秀)県政のとき、1周年に私は呼ばれて、盛大な歓待を受けました。そのときの省長が今の習近平主席であります(注・当時は省長ではないので事実誤認と思われる)。これからはやはり世界に目を向けて、我々から琉球と中国は昔からの友好関係にある国だということで、是非、玉城知事には当選してもらって、ウチナーを救ってほしい」つまり米軍普天間基地の名護市辺野古への移設は意地でも反対して、沖縄は中国と友好関係を進めていきたいというのである。自由主義国家アメリカよりも、香港を弾圧し、ウイグルを弾圧し、チベットで暴虐を働き、自由を抑圧する国家の主席からもらった掛け軸を前に、誇らしげに語る人が後援会長であるから、玉城デニー県政も中国に有和的な態度をとるのは当然といえるかもしれない。

辺野古を歩くと、地元住民のうち直接話を聞いた住民は全て「基地移設賛成」だった。実は辺野古地区の住民と米軍は非常に良好な関係を保っており、キャンプ・シュワブでは毎年12月、辺野古地区の子供たちを招いてクリスマスイベントを開いている。地元紙はこれをほとんど報じない。話を聞いた30歳代の男性は、産経新聞と名乗った刹那、堰を切ったように話し出した。「見てくださいよ。この路上駐車の車。これ、皆、反対運動に参加するために県内のよそから来た車なんですよ。これがしょっちゅうなんですから。僕はこうした車のせいで職場に遅刻して怒られたことがある。基地に対する賛成、反対の前に常識がない」

琉球新報沖縄タイムスは米軍を目の敵にする。「オスプレイは煙を巻き上げ、地元住民の洗濯物が汚れた」という類の記事を社会面で大々的に報じたことがある。一方で、連日、尖閣諸島沖に現れ、沖縄県の漁船を追いかけ回す中国海警局には寛大だ。僕が沖縄にいた間も海警局の船は現れていたが、殆ど報じられていなかった。

>沖縄はまさに中国の思惑通りに進んでいる。基地移設を新基地建設と言い換え、徹頭徹尾、米軍普天間基地の名護市辺野古への移設に反対を唱えてきた地元メディア。彼らは米軍=悪、中国=友好国と単純化したドグマに囚われているとしか思えない。今や沖縄・辺野古の反対運動には革マル派などの過教派も堂々と姿を見せている。ゲート前を歩いてみると良い。彼らの機関紙を手渡されるだろう。

→沖縄のマスコミの左翼汚染は本土よりもさらにずっとひどい。中国が沖縄・尖閣を侵略するために中国スパイを送り込んで沖縄県民を分断するような工作活動をしているのではないか。