週休3日サラリーマンのブログ

空気を読まないサラリーマンをやってます。1980生まれ男です。既婚。2011年生まれ息子、2013年生まれ娘あり。

★5(★★★★★) かくかくしかじか/東村アキコ (漫画 2011〜5)(全5巻) レビュー

※)これは”チラ裏”レビューです。あまり十分な推敲もしておらず、本来はチラシの裏にでも書いて捨てるレベルの駄文ですが、ここに書いて捨てさせていただいております。この先は期待値をぐっと下げて、寛容な気持ちでお読みください。ではどうぞ。

作品名:かくかくしかじか/東村アキコ (漫画 2011〜5)(全5巻)
評価:★5(★★★★★)
リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/B074CGL7W9

現在上映中の映画「かくかくしかじか」の原作漫画が、映画のプロモーションのためか、ポイント還元が多め(5巻平均で35%くらい)だったので購入して読んでみた。

めちゃくちゃ面白くて、現在読みかけの他の漫画を放っぽり出して、全5巻一気に最後まで読んでしまった。ドラゴンボールくらい面白い。

東村アキコの作品は「タラレバ娘」「主に泣いてます」「海月姫(これは途中でギブアップ)」を読んだことがあるが、この作品が一番面白い。

やはり自伝作品はいい。そこに劇的なドラマがなくても、そこには実話の重みが宿るから。

ポエムがところどころ挿入されるのは他の東村アキコの作品と同じだが、これは実話だから結局は実際の行動が全てであり、ポエムは後付けの感傷に過ぎない。ポエムでいくら「先生ごめん」と感傷的に綴ったとしても、実際の行動で先生に不義理を働いたという事実は全く変わらない。ただしもちろん、「先生ごめん」の気持ちもまた本当ではあるわけで、読者としてはポエムに寄り過ぎず事実に軸足を置いてポエムをBGMで聴くような、そんな絶妙なバランスで読めるのが心地よかった。

(以下ネタバレあり)

がんで死期が迫った「先生」にアキコは手伝いを頼まれるが、アキコは結局それに応じず、自分のまんが家の仕事を取り、そのまま先生は亡くなってしまう。死別するのは悲しいことだが、誰だっていつかは死ぬのだ。先生もアキコもそれぞれやりたいことに全力で打ち込んでいるので湿っぽい感動話ではなく、「おれも頑張ろう」と思えるような前向きな感動をさせてもらった。

先生が常々言っていた言葉も、先生の最期の言葉も「描け」だから、この漫画のメインテーマは「描け」、これは画家や漫画家だけでなく誰にも通用する一般化した言い方にすると「とにかく、やれ!(Just do it, Now!!!)」だ。ご丁寧に最終話で「描かない」ガキを再登場させる念の入れっぷり。自分もこの教訓を胸に刻みたい。