週休3日サラリーマンのブログ

空気を読まないサラリーマンをやってます。1980生まれ男です。既婚。2011年生まれ息子、2013年生まれ娘あり。

★3(★★★☆☆) 砂の器 (映画 1974) レビュー

※)これは”チラ裏”レビューです。あまり十分な推敲もしておらず、本来はチラシの裏にでも書いて捨てるレベルの駄文ですが、ここに書いて捨てさせていただいております。この先は期待値をぐっと下げて、寛容な気持ちでお読みください。ではどうぞ。

作品名:砂の器 (映画 1974)
評価:★3(★★★☆☆)
リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/B0B74RX6ZT

2025年7月、「午前十時の映画祭」企画で鑑賞した。

平日午前中だったがそこそこの客入り(大半が年配者)で、この映画に割り当てられたスクリーンがそのシネコンの一番小さなスクリーンだったこともありほぼ満席だった。

邦画史上に残る傑作との呼び声が高い本作だが、私には合わなかった。上映時間は2時間23分。長かった!

まず冒頭で殺人事件がすでに終わってしまっているところから始まるので、犯人にも被害者にも興味が持てず、昭和のエモい風景のお陰で眠気こそ起きなかったが、前半部分の2人の刑事の捜査パートが退屈で仕方なかった。

最後のクライマックスは「警察の捜査会議」「『宿命』のオーケストラ演奏会」「父子の旅の回想」の3つのシーンのカットバックを40分!周りの観客はみな鼻をすすり始めたが私は全く入り込めず。「そんなにか?」と思いながらの40分はめちゃくちゃ長かった。

これだけ他の観客の心を動かす映画を悪く言いたくはない。たぶん、感動できなかった私の方に問題があるのだと思う。具体的には、ハンセン病の差別に関する知識は一応あったのだが、その情景がリアルに思い浮かぶほどは馴染みがなかった。たぶん同じスクリーンを見ながら鼻をすすっていた年配の方々は、自分の体験でハンセン病の可哀想な人たちをリアルに見聞きした経験があり、またそれを扱ったニュースや創作物も多数見てきたのだと思う。