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空気を読まないサラリーマンをやってます。1980生まれ男です。既婚。2011年生まれ息子、2013年生まれ娘あり。

★5(★★★★★) 政治家の殺し方/中田宏 (本 2011) レビュー

※)これは”チラ裏”レビューです。あまり十分な推敲もしておらず、本来はチラシの裏にでも書いて捨てるレベルの駄文ですが、ここに書いて捨てさせていただいております。この先は期待値をぐっと下げて、寛容な気持ちでお読みください。ではどうぞ。

作品名:政治家の殺し方/中田宏 (本 2011)
評価:★5(★★★★★)
リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/B009CTW8NM

今年(2005年)の横浜市長選で誰に投票すべきか考えるためにYouTubeチャンネル「サキシル」を見たら、本書が紹介されていたので読んでみた。

本書の著者、中田宏さんは2002年、当時4期目を目指していた、与野党相乗りの現職候補に勝って横浜市長となり、その後2009年まで市長を務め、市の財政改革を断行した。

本書のタイトルは「政治家の殺し方」だが、内容は、中田さんが財政改革を行った結果、既得権益を失った人たちに恨まれて、ありもしない女性問題や汚職疑惑を報じられて政治家として「殺された」というもの。

兵庫県知事の斎藤さんと同じで、市民のために本当の改革をしようとする人ほど、さまざまな利権を失う人の恨みを買い、それと結託したマスコミに叩かれる。…残念ながらこれはもう不変の定理なんだな。有権者がマスコミの言うことを信じてしまうと、民主主義は崩壊する。リテラシの高い人がSNSを使って真実を広め、利権と癒着した勢力に対抗していかなくてはならない。

私は恥ずかしながら、中田さんが横浜市で成し遂げた財政改革について今まで知らなかったが、この本を読み、遅ればせながら中田さんのファンになった。この人は信頼できる。中田さんは横浜市長の職を退いた後、議員の職には就いていないようだが、もし政界に戻ってきてくれるようなら応援する。

なお、今年の横浜市長選挙の結果は、20時の投票締切の瞬間に、与野党相乗りの現職候補(山中竹春)の当選確実が出た。2番手田中康夫にダブルスコア以上の見込み。投票率は41・64%で、4年前の前回選を7・41ポイント下回ったとのこと。ハァ…投票率が低いと政治腐敗は避けられない。投票に行かなかった人に罰金を課すようにしたらそれだけでかなり政治は良い方に向かうのではないか?

(以下、目次を抜粋)

◆第1章 「次世代のホープ」、ひと晩で「ハレンチ市長」になる

・私を奈落の底に突き落とした数々のスキャンダル
・「ハレンチ市長」が弾けた合コン
・海外視察をドタキャンし、芸能人と遊び呆けていた?
・「中田の愛人」と名乗る女性が全国ニュースに登場
・3000万円の慰謝料を請求された不倫騒動
・すべては怪文書から始まった
・巧妙に仕組まれた情報ロンダリング
・なぜスキャンダルの餌食にされたのか
・利権に群がるハイエナたちー①建設業界編
・利権に群がるハイエナたちー②公務員編
・利権に群がるハイエナたちー③風俗業界編
・スキャンダルの陰でほくそ笑む男
・スキャンダルの蟻地獄にはまると、二度と抜け出せない
・ガセネタ大歓迎の地方議会
・スキャンダルの黒幕が生き残るワケ
・元横浜市長とは「親しき間にも道理あり」の付き合い
・「市長の娘に手を出すな!」は本当か
・なぜ私が横浜市長に選ばれたのか
・現職市長の死去以外では初めての市民葬
・なぜ任期途中で横浜市長を辞めたのか
・考え抜いた末の辞任だった

◆第2章 日本をダメにするマスコミの正体

・なぜ私はマスコミの餌食にされたのか?
・ウォシュレットにこだわる”バカ”新聞記者
・即日開票と翌日開票で人件費は1億2800万円も違う
・「職員満足度調査」でマスコミに叩かれまくる
・真実に目をつぶるマスコミ報道
・「人の不幸は蜜の味」
・公表すればするほど揚げ足を取る記者たち
・阿呆なマスコミが日本を滅ぼす

◆第3章 魑魅魍魎が跋扈する地方自治体のアブナイ世界

・まったくもって嬉しくない、市長としての初仕事
・全国初のクールビズに猛反発!
・退職金を増やすために、退職前日に堂々と昇給していた
・続々と届く職員からの「死ね」メール
・私を脅迫した容疑で職員が逮捕される
・笑うに笑えない部下からの提訴
・横浜から東京に行ったら出張扱い
・特殊勤務手当という名の“第2のお給料”
・公務員の給料は現金支給が原則
・2年にわたる右翼の街宣車による嫌がらせ
・清濁併せ呑めないと殺される
・市民の血税は何に使われているのか
・不発に終わったイベントはトップの責任である
・私が嫌われる理由は性格にある
・政界は「相手の顔色をうかがう人」だらけ

◆第4章 史上最悪の市長に振り回された人々

・市長になった途端、白髪頭に変身
・死にたくなる人の気持ちがよくわかった市長時代
・政治が嫌いだから政治家になった
・家族に誓いを立てた「生姜記念日」
どん底に落ちると、人間の本性が透けて見える
・私のスキャンダルで酷い目に遭った人たち
・ひっそりコツコツと地味に暮らす日々
・政治と家族を切り離してきた理由
・家族でお遍路が家庭円満の秘訣
・我が家はいまでは珍しい「昭和の家族」
・私を見守ってくれた父と母の存在
・次世代に対してやるべきことがある
・どんな国をめざすのか