※)これは”チラ裏”レビューです。あまり十分な推敲もしておらず、本来はチラシの裏にでも書いて捨てるレベルの駄文ですが、ここに書いて捨てさせていただいております。この先は期待値をぐっと下げて、寛容な気持ちでお読みください。ではどうぞ。
作品名:誰も書かなかった安倍晋三/谷口智彦 (本 2020)
評価:★4(★★★★☆)
リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/B08NW49LBJ
安倍さんが総理だった時代、安倍さんは世界中の大統領や首相といったリーダー達と親密な関係を築き、尊敬され、日本は世界の中心で輝いていた。
そんな最中、日本の野党やオールドメディアは何をしていたかというと、「モリ・カケ・サクラ」と本質から外れた安倍さんバッシングをやっていた。
世界の中で一番、安倍さんの功績を知らないのは日本人なのかもしれない。
本書の中では、日本の総理大臣の権限は極めて限定的で、それゆえ、政策を実行するためには長期間総理大臣を務めて体制を作る必要があると繰り返し述べられている。
安倍さんは暗殺に倒れることがなければ3期目の登板があっただろうと言われている。2期目の時点でも歴代最長政権だったが、さらにその先があったならばどれほどの事をなし得たのか、返す返すも残念過ぎる。また、総理の職についていない時であっても、安倍さんはこれまでに築いた各国首脳との信頼関係を使って日本を導いてくれたものと思う。日本が失ったものはあまりにも大きい…。
【概要 (Amazon公式ページより)】
菅義偉政権が継承した安倍政治の本質とは?
首相のスピーチライターが綴る、歴代最長政権を可能にした政策過程の全舞台裏。
後世の歴史家に残したい記録。
安倍総理は若い日本人に“希望”をもたらす目標を立てて、経済・外交の全政策を集中さ
せた。アベノミクスも社会保障も、日米同盟も五輪招致も、すべてが一体だったと、国民
は退陣後に知ることになる。官邸4階で総理を支えた著者だけが知る、宰相・安倍晋三論。
「安倍総理は新しい日本人のアイデンティティを、雄渾な線で描き出した。そのことによって日本の戦略空間をそれだけ拡大させた。他のだれに、できただろうかと思う」(あとがきより)
<目次より>
第1章 官邸4階から見た安倍総理/第2章 統治者に見えている景色/第3章 見えてきた日本の新しい姿/第4章 世界を唸らせる安倍外交/第5章 官邸4階から見た危機の宰相論/第6章 安倍総理における孤独と達成
※本書は『安倍晋三の真実』(悟空出版,2018)を加筆し文庫化したものです。