週休3日サラリーマンのブログ

空気を読まないサラリーマンをやってます。1980生まれ男です。既婚。2011年生まれ息子、2013年生まれ娘あり。

Bappa Shota氏は中共の手に落ちた

2025年6月28日「中国ウイグル自治区強制収容所の実態がとんでもなかった」という動画投稿を最後に動画投稿が止まり、中国共産党に捕まって拷問されているのではないかとファンから心配されていたYouTuber、Bappa Shotaさんが2025年9月20日、「中国を旅した後に動画投稿が止まった件について…」という釈明動画を投稿した。

https://youtu.be/DqPkVzezZDQ

【動画概要欄の説明】

中国を旅した後に動画投稿が止まった件について...
まずたくさんの方にご心配をおかけしてしまい申し訳ありませんでした。
今回は6月28日に最後の動画を公開して以降、YTの活動を休止していた理由とこれからの活動についての今の気持ちを率直に伝えさせていただきました。
いつも応援していただき本当にありがとうございます。
次回の動画はまた違う地球の一部でお会いできること楽しみにしております。

私も当時話題になっていたウイグル自治区の取材動画をみていたので、先週「Bappa Shotaさんの消息がつかめない」というニュースを聞いた時から心配していて、さっそくこの釈明動画を見てみた。

「最後に動画を投稿したのが6月28日ということで約2ヶ月(動画を投稿せず)、みなさんに心配かけて申し訳ありません」

「現在は日本に帰国しておりまして、無事に旅を続けております」

「僕が見た現実はあくまで一旅人が見た現実。ウイグルの動画もそう。ところが、動画のコメントは僕がシェアした経験とはちょっと違った感じになっていたり大きく膨れ上がった内容になっていた。結果的に僕の動画によって大きな二つの道へと人々を分断させ、憎しみと対立を生んでしまった。そのことが怖ろしくなり、しばらくSNSを見ることもできなかった」

「2ヶ月間YouTube活動を休み、自己治癒し、新たなマインド、新たな自分で世界を旅しようと考えています。Bappa Shota復活しました!」

まず、この動画の撮影が最初から最後まで室内で行われていることが不自然だ。動画の趣旨が「日本のみなさんを安心させるため」ということを考えるとであれば当然、日本の屋外で撮影するべきだろう。また、他の視聴者のコメントでは、窓のサッシやドアノブが日本で使われているものとは異なることから日本に居ないのではないかと疑うコメントや、「インスタグラムの位置情報が中国のまま」と指摘するコメント、右目の周りが青いアザのようになっている、表情が固いという指摘もあった。

個人的には、6月28日から9月20日までの約3ヶ月のブランクを「約2ヶ月」と言っているところ、「日本に帰国しておりまして、無事に旅を続けております」という文章の矛盾も気になる。また、肝心の動画投稿が止まった件に対する釈明も不自然で、その中で自分が暴いたウイグルの闇を一転して必死で打ち消そうとしているところも中国共産党にとって都合が良すぎて怪しい。

動画は約10分と短く、完全室内撮影のために情報が少ないため推察でしか物が言えないが、怪しい点が余りにも多く、おそらく彼の身柄はまだ中国共産党の手の内にあるのだろう。または、すでに消されてしまっているか。もし本当に日本に帰ることができていないなら、親族や友人はその事実に気づき、警察に相談しているだろう。日本政府は彼の救出のために全力を尽くすべきだ。

私は、彼が公開する動画は今回のものが最後になってしまうと予想するが、もし、この人がまた情報発信を再開した場合、それは彼が生殺与奪の権を握られて中国共産党プロパガンダを発信していると解釈し、決して真に受けてはならない。

1936年、蒋介石西安事件中国共産党に捕まり、なぜか殺されることなく解放されたが、それから急に反日的な行動をとるようになった。蒋介石中国共産党に何らかの弱みを握られ操られていたと考えられるが、日本はそれを見抜くことができず、結果的に中国大陸の戦争に引き摺り込まれた。今こそ歴史の教訓を生かそう。中国は日本のようなお人好しではない。民主主義陣営に生きる私たちが中国の世界征服を止めるには、一人一人が本気で中国に対する警戒をし、政治を動かさなくてはならない。