※)これは”チラ裏”レビューです。あまり十分な推敲もしておらず、本来はチラシの裏にでも書いて捨てるレベルの駄文ですが、ここに書いて捨てさせていただいております。この先は期待値をぐっと下げて、寛容な気持ちでお読みください。ではどうぞ。
作品名:無限の住人(アニメ 2019〜20)(全24話)
評価:★4(★★★★☆)
リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/B0CKY8BLG1
1993年から2012年にかけてアフタヌーンで連載された漫画「無限の住人/沙村広明」のアニメ化作品。
この漫画は2回アニメ化されていて、
・2008年:「無限の住人」全13話
・2019〜20年:「無限の住人 -IMMORTAL-」全24話
2008年版の方は、Amazon Prime Videoで第1話だけ見てみたが、まるで話にならなかった。演出全般も声優さんの演技もどこかの少年漫画で見たことあるようなステレオタイプのイメージに書き換えられてしまっていてダサい。ゼロ年代のアニメってなんか安直にダークな雰囲気を出してきてダサいんだよな、デスノート(2006)とか鋼の錬金術師(2003)とかもそうだった。
今回レビューするのは後者の2019〜20年版だ。
まず第一印象として、チープな仕上がりの2008年版と比べて、2019〜20年版は原作漫画の雰囲気をかなり忠実に再現していてカッコいい。
主題歌とBGMも良い。第12話までのOP主題歌「SURVIVE OF VISION/清春」は作品の雰囲気に合っていてクセになりそうなほど良い。第13〜24話までのOP主題歌「無限の住人 武闘編/人間椅子」も悪くない。作中のBGMは和風の音楽で抑制されていてカッコいい。ED主題歌は無く、作中と同じBGMとSEとスタッフロールで終わるがこれも良い。
このアニメは、漫画原作で全30巻のボリュームを全24話で走り切ってしまうためかなり「駆け足」の映像化となっている。エピソードを丸々カットしたり、無理やりショートカットしたり、バトルが始まった次の瞬間に決着がついていたり(バトル描写を丸々カット)、尺を短くするために様々な力技を駆使している。他の人のレビューを読むと当然この点を批判する意見は見られるが、漫画を本体と考えて、アニメはそれを捕捉するためのイメージ映像と捉えれば逆にボリュームを抑えてくれてありがたいと感じた。
しかし、第22話から最終24話までの駆け足ぶりはさすがに酷すぎた。「逸刀流」と「吐鉤群とその配下たち」と「万次と凛」のバトルの連続で主要キャラ含めて人がバタバタ死んで行くのだが、あまりにそのペースが早過ぎて滑稽に見えてきて笑ってしまった。
静止画は比較的ちゃんと描けているからこういうのを「作画崩壊」といえるのかどうか分からないが、動画としては全然ダメで、紙芝居になっていたり、バトルの最中または一色触発で今にもバトルが始まりそうな場面でキャラが間抜けな棒立ちをしていたり、本作ならではの特殊な武器を駆使した「殺陣」も納得感のある描写が全くできていなかったし、最終24話ではセリフも入っていなかったりでとにかく酷かった。
まあ、私はそもそもこの原作漫画にも多くの欠点があると思っているから、これら全てがアニメ製作陣の責任だとは思わない。特に、特殊な武器を駆使した「殺陣」に関しては漫画だからある程度ごまかしができていたが、アニメで映像化するとそれらの矛盾点に向き合わなければならなくなり、そこはアニメ製作陣に同情する。