※)これは”チラ裏”レビューです。あまり十分な推敲もしておらず、本来はチラシの裏にでも書いて捨てるレベルの駄文ですが、ここに書いて捨てさせていただいております。この先は期待値をぐっと下げて、寛容な気持ちでお読みください。ではどうぞ。
作品名:かぐや姫の物語 (アニメ映画 2013)
評価:★3(★★★☆☆)
リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/B00N2KJH22
2026年1月9日、金曜ロードショーで放送されていたので録画して鑑賞してみた(初鑑賞)。つまらなかった。
アニメに詳しい人が見ると「すごい」らしいがそんなのは私には関係ない。心を掴まれたカットは一つも無かった。
ストーリーはほぼ原作通りなので特に文句をつけるところはないのだが、全然感情移入できなかったのはこの作品の演出が悪かったせいだと思う。かぐや姫が「月の世界」に帰るときに「この地」で名残惜しいと思ったものはなんだったのか。竹取の翁と媼に対する愛情も、幼馴染の捨丸に対する恋心も今ひとつ伝わって来なかった。それよりも重点を置いて描かれていたのは「ふるさとの野山の自然」で、かぐや姫が歌うわらべ歌の歌詞も「🎵鳥 虫 けもの 草 木 花 春 夏 秋 冬」だった。
普通の感性なら、育ててくれた翁と媼や一緒に遊んだ思い出がある幼馴染の捨丸への思いが第一で、それらの人々との思い出と共にふるさとの風景や自然を懐かしむという順番になると思うのだが、この作品ではそれが逆なのだ。
これは「自然に帰れ」信仰を持つ高畑さんの思想が滲み出たものだと思うが、「自分のまわりの人への愛や絆」よりも「自然に帰れ」信仰が先に来てしまうあたり、理念先行というか共産主義的というか、人の心がないというか、好きになれない。
YouTubeで岡田斗司夫の解説動画も見てみた。「かぐや姫は性的な暗喩があるイベントごとに成長している、カエルの交尾を見たとき、川に飛び込むときに裸を村の男の子達に見られたとき、捨丸に抱き抱えられたとき、etc…」「かぐや姫の魅力に男が狂ってしまうのは、実はかぐや姫の『魔法』のせい。その証拠に…」とか、この人の解説を久しぶりにみたが、本質的ではないところをやたらとクローズアップして見るところがオタク的というか薄っぺらいというか、3年くらい前はこの人の解説動画を好んで見ていたのだが、最近はすっかり飽きてしまった。