週休3日サラリーマンのブログ

空気を読まないサラリーマンをやってます。1980生まれ男です。既婚。2011年生まれ息子、2013年生まれ娘あり。

★4(★★★★☆) KIMURA 〜木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか〜(漫画 2013〜6)(全11巻) レビュー

※)これは”チラ裏”レビューです。あまり十分な推敲もしておらず、本来はチラシの裏にでも書いて捨てるレベルの駄文ですが、ここに書いて捨てさせていただいております。この先は期待値をぐっと下げて、寛容な気持ちでお読みください。ではどうぞ。

作品名:KIMURA 〜木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか〜/(原作)増田俊也・(作画)原田久仁信 (漫画 2013〜6)(全11巻)
評価:★4(★★★★☆)
リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/B078MV2KF4

Kindleセールで0〜10巻が大幅値引きされていたので読んでみた。面白かったが、タイトルの「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」の答えは回収されず、木村政彦と力道山が戦う前に漫画が終わってしまった。

どうやら、連載が第10巻のところまでで打ち切りになった模様(2016年)。打ち切りの翌年(2017年)、力道山との試合を含むその後の展開を描いた単行本「力道山プロレス地獄変 木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか-最終章-」の上下巻が発売され、これが第11巻、第12巻にあたるらしい(Kindleでは0〜12巻の13冊がシリーズ扱いになっている)。

原作小説「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」の作者は北海道大学柔道部出身で木村政彦を敬愛する増田俊也。この人の木村政彦への尊崇の念と、木村政彦を「騙し討ち」した力道山への恨みは並々ならぬもので、第0巻では「(この本を書いて)絶対に木村先生の仇を討つ!」思いが滲み出ていて一種異様なほどの迫力があり、私は期待して第1巻からの本編を読み始めた。

本編の第1巻から第10巻は、木村政彦の幼少期から始まり、日本一の柔道家となり、「天覧試合連覇」の偉業を達成し、「プロ柔道」を立ち上げてブラジルに渡り、全ブラジル国民注視の中で、かの有名なグレイシー柔術の当時のトップと試合を行い、エリオに圧勝したところまでが描かれる。

最強の柔道家・木村の半生を描いた漫画として十分に面白かったのだが、第5巻あたりで満を持して登場した力道山の雰囲気に違和感を覚えた。第0巻の「ヒール」「宿敵」の扱いとは打って変わって、「もうひとりの主役」のような扱いなのだ。

>7巻 p.194「敗戦国となった日本に対し、奇しくも戦勝国となった朝鮮の立場同様、力道山の勢いも上がっていた」

「戦勝国となった朝鮮」なんていう大嘘まで持ち出して力道山を持ち上げるのは一体どういうことなのか。

事情に詳しそうなあるAmazonレビュアーの言によれば、「『プロレス・スーパースター列伝』などを描いた作画担当・原田久仁信が、愛着のある力道山を否定的に書く事ができず、後半トーンダウンしたのではないか」とのこと。

なるほど説得力がある。このまま第11巻、第12巻を購入して読むか、原作小説に行くか迷い中。原作小説を読みたいが、上下巻合わせて約1200ページと長すぎるのが難点笑。