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空気を読まないサラリーマンをやってます。1980生まれ男です。既婚。2011年生まれ息子、2013年生まれ娘あり。

(チラ裏レビュー) (コミック版 世界の伝記) アントナン・カレーム (学習漫画 2022年)

※)これは”チラ裏”レビューです。あまり十分な推敲もしておらず、本来はチラシの裏にでも書いて捨てるレベルの駄文ですが、ここに書いて捨てさせていただいております。この先は期待値をぐっと下げて、寛容な気持ちでお読みください。ではどうぞ。

作品名:(コミック版 世界の伝記) アントナン・カレーム (学習漫画 2022年)
リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/4591174557
評価:★4(★★★★☆)

【概要 (Amazon書籍紹介)】
現代でいう「カリスマシェフ」の先駆けとなった、19世紀フランスの料理人にしてパティシエ、アントナン・カレームの学習漫画です。フランス革命後の混乱の中、10歳で孤児となってから、自分の才覚をたよりにナポレオンやタレーランなどの饗宴を取り仕切るまでになった天才料理人の、波乱と栄光の生涯を描きます。カレームの残した多くの功績や、フランス料理の歴史もわかる解説記事も充実。

本作の制作スタッフは「漫画:十常アキ/監修:辻静雄 料理教育研究所」。まんがの画力は十分だし、シナリオもよく楽しめた。中学1年生息子、小学5年生娘も気に入っていた。

小林よしのりの「ゴー宣」で、フランス革命が生み出したものとしてフランス料理が礼賛されていたのを読んでから個人的に興味を持っていたフランス料理が誕生した時代の話が読めてとても満足した。アントナン・カレーム本人の成り上がりストーリーも面白いが、カレームをシェフとして抜擢したタレーランの生き方がカッコよくて好きだ。フランス料理という文化への貢献度という意味では、カレーナムよりもタレーランの方が大きいかもしれない。

タレーラン (本書巻末人物紹介)】
フランスの政治家・外交官。フランス革命後から帝政期まで長期にわたって正解で活躍しました。フランス革命から帝政期まで長期にわたって政界で活躍しました。外相、首相、大使なども務めました。タレーランは美食家として知られており、食事ともてなしが外交には重要だと考えていました。そこで、国際的に通用するすぐれた技術を持つアントナン・カレームをシェフとして抜擢し、たびたび宴席を設けました。ナポレオンが敗れて反フランス同盟軍がパリに入り、ロシアのアレクサンドル1世などが、その後のフランスの政治体制について話し合いました。タレーランはそれらの元首や外交団をカレームの料理でもてなし、カレームの名がヨーロッパ中に広まっていきました。