週休3日サラリーマンのブログ

空気を読まないサラリーマンをやってます。1980生まれ男です。既婚。2011年生まれ息子、2013年生まれ娘あり。

★2(★★☆☆☆) 満州アヘンスクワッド (漫画 2020年〜) レビュー

※)これは”チラ裏”レビューです。あまり十分な推敲もしておらず、本来はチラシの裏にでも書いて捨てるレベルの駄文ですが、ここに書いて捨てさせていただいております。この先は期待値をぐっと下げて、寛容な気持ちでお読みください。ではどうぞ。

作品名:満州アヘンスクワッド/原作:門馬司・作画:鹿子→ツルシマ (漫画 2020年〜) (既刊22巻)
評価:★2(★★☆☆☆)
リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/B08MKNBFSB

『満州アヘンスクワッド』のアニメ化が決まったというニュースを見て、Kindleでタダ同然のセールだったときに買っていた漫画の単行本第2巻まで読んでみた。
作画は綺麗だし、主人公たちが絶体絶命と思える窮地を次々に切り抜けていく展開はカタルシスの連続でそれなりに面白い。ご都合主義な展開で深みがないと言えばそうなのだが、ヤンマガ連載の漫画って良くも悪くもこういうものだろう。

ただし、「日本軍(関東軍)=悪い奴」というあまりにも偏ったイメージ、歴史的に誤った設定を堂々と採用しているところは許せない。

当時の中国大陸は無政府状態の戦国時代で、馬賊と呼ばれるヤクザものが群雄割拠して民衆が苦しんでいた。そんな中で満洲国は、日本がインフラを整備し、馬賊(張学良)を追い払ったお陰で平和と繁栄がもたらされた。その証拠に人口も増えている。
・1908年 1,580万人(日本が満鉄経営を始めた頃)
・1932年 2,930万人(満州国が建国)
・1942年 4,424万人
(参考)YouTube 歴史ラヂオ「【満洲事変②】関東軍が立ち上がったやむにやまれぬ理由とは?」
https://youtu.be/4ZooHANNNTU?si=_42zCGF177qqTVlR

日本は満洲地域に平和と繁栄をもたらした。これが歴史を大局的に見た時の事実。この大局的な事実を無視して、「関東軍・日本兵が悪い事をした」ような局所的な事実ばかりを拾い上げて印象操作するのが、日本の自虐史観に染まった歴史教科書や新聞・テレビのやり口だ。
ヤンマガ連載のこの漫画に「正確な歴史を伝えよう」なんて志があるとは思えず、日本で広く信じられている自虐史観の歴史観に安直に乗っかっただけなのだとは思うが、それでも私は戦前の日本の名誉を不当に貶める作品を許さない。
戦後の日本人自身が、自分たちの祖父、曽祖父の世代の日本人の名誉を戦後80年間に亘って延々と貶め続けてきた。どれだけ愚かで醜いのか。私たちが勇気を持って自虐史観から抜け出さなければ、日本に未来はない。

この漫画についてWebで検索したら、朝日新聞がこの漫画とのコラボで2023年7月〜8月に発表した全6回の特集「偽りの帝国 満州アヘンマネーを追う」を見つけた。

【概要】日本の人工国家「満州帝国」の財政を支え、日本軍の工作資金となっていた「アヘンマネー」の実態を、中国での現地ルポや近年の研究成果をもとに追った朝日新聞の連載です。
【第1回】2023年7月11日「皇后はアヘンに溺れた 日本の人工国家『満州国』を支えた闇の資金源」
【第2回】2023年7月12日「上海で『アヘン王』と呼ばれた日本人 極秘文書に残る流通のからくり」
【第3回】2023年7月13日「『アヘンは治療用』台湾統治でひらめいた『名案』 それは偽善だった」
【第4回】2023年7月14日「アヘン大国だった日本 『救済』信じ人生なげうった父、断罪した息子」
【第5回】2023年8月16日「満州に蔓延したアヘン、貧困層が犠牲に 現代の米国にもつながる病根」
【第6回】2023年8月16日「『満州アヘンスクワッド』180万部突破 なぜ漫画に?原作者に聞く」

「従軍慰安婦」とか「南京大虐殺」とか、日本を貶めるためなら捏造も辞さない朝日新聞が大喜びでこの漫画に飛びついて特集を組んでいる。これだけで、この漫画の歴史観が、大局的で中立的な視点ではなく自虐史観の視点に立ったものであるということがわかる笑。

ちゃんとした時代考証をする気がないなら、歴史物を題材にするな。ヤンマガ連載ならヤンマガらしく、変にインテリぶって歴史物にせずに、「ヤニねこ」とか「ザ・ファブル」とかみたいに純粋な面白さで勝負しろよ。どうしても薬物を主題にした社会派の作品にしたいのであれば、「中国ギャングが名古屋を隠れ蓑にして、アメリカにフェンタニルを輸出して大儲けする話」でも描いたらどうだろうか?
制作陣の「原作:門馬司・作画:鹿子→ツルシマ」さん、社会派を気取りたいのであればぜひ検討してもらいたい。
ただし、自虐史観でいくら日本を貶めても怒らない腑抜けの日本人・日本政府と違い、現代中国の悪逆非道の事実を描いたら、命を狙われるかもしれない。相当の覚悟・決意・気骨があればの話だが。


【概要(Wikipediaより)】
『満州アヘンスクワッド』(まんしゅうアヘンスクワッド)は、原作:門馬司、作画:鹿子による日本の漫画作品。第二次世界大戦前の満洲国興亜院「大アヘン政策」を背景に、主人公の日方勇が、ヒロインの麗華らと共に、阿片の密造に手を染める姿を描いたクライム・サスペンス作品である。『コミックDAYS』(講談社)にて2020年4月9日から2021年9月16日まで連載された。次いで『週刊ヤングマガジン』(同)に移籍し、2021年43号(2021年9月18日発売)より連載再開。
2025年48号から鹿子の体調不良により、不定期連載となった。同年12月、鹿子が同年11月8日に脈絡膜悪性黒色腫のため死去したこと、故人の生前の意向により代筆者を探して連載を継続させる方針であると週刊ヤングマガジン編集部より発表された。2026年9月28日、鹿子が原泰久のアシスタントを務めていた当時の兄弟子であるツルシマが作画を引き継ぐことを発表、同年10月5日発売の『週刊ヤングマガジン』45号より連載が再開された。同日、アニメ化されることが発表された。

★4(★★★★☆) 許されざる者(映画 1992) レビュー

※)これは”チラ裏”レビューです。あまり十分な推敲もしておらず、本来はチラシの裏にでも書いて捨てるレベルの駄文ですが、ここに書いて捨てさせていただいております。この先は期待値をぐっと下げて、寛容な気持ちでお読みください。ではどうぞ。

作品名:許されざる者 (映画 1992)
評価:★4(★★★★☆)
リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/B0GWY432VS

2026年9月、「午前十時の映画祭」企画で劇場で鑑賞した。いまひとつ、面白いと思えなかった。
これでアカデミー作品賞とは、1992年は不作だったのか?それとも私がこの映画の価値をわかっていないだけなのか。確かに私は、今までに西部劇をほとんど見たことがないので、「西部劇のお約束」のようなものをたくさん見落としている可能性は否めない。

まあ知らないなりに考えたのは、保安官は大変だろうなってこと。西部の荒野に点在する町って、ほとんどひとつの国みたいなもので、外部からの侵攻に対する防衛、内部の治安を守るための警察、裁判、それから行政。これらのうち少なくとも防衛、警察、裁判は保安官が担当しているのだろうと考えられる。

外部から入ってきた荒くれ者(イングリッシュ・ボブ、主人公サイドの3人も)を武装解除するのは「防衛」だし、売春宿で暴れたカウボーイに歯止めをかけたのは「警察」、その事件に対する裁きとして、「顔を刃物で傷つけた代償として、馬7頭を支払う」は「裁判」。
売春婦の復讐を代行してカウボーイを殺害したネッド・ローガン(モーガン・フリーマン)を捕らえ(警察)、処刑(裁判)。

そしてこの保安官の仕事は、客観的に見てどれもそこそこ適切だと思えた。
・荒くれ者を武装解除:(防衛):適切
・売春宿で暴れたカウボーイに歯止め:(警察):適切
・顔を刃物で傷つけた代償=馬7頭:(裁判):適切(死刑を求めた売春婦の過当な要求を抑えた)
・殺人犯を逮捕:(警察):適切
・殺人犯を処刑:(裁判):適切
この保安官は作中では「悪の保安官」ということになっていたが、冷静に見ると、きちんと仕事をしていて実に頼もしい。

最後、主人公のウィリアム・マニー(クリント・イーストウッド)が悪の保安官リトル・ビル(ジーン・ハックマン)のところに1人で殴り込みに行った結果は予想を裏切られた。
主人公は事あるごとに「俺は昔たくさん人を殺した。後悔している」みたいなことを言っていたので、主人公=許されざる者で、当然返り討ちにあって死ぬものと思っていたら、1人でたくさんの敵を全員倒して勝ってしまった。ちょっと無理があるだろ。
まあでも、CG使わずに頑張っているので★4(笑)。

【ストーリー】
1881年、ワイオミング州ビッグ・ウィスキー。娼婦の顔を切りつけたカウボーイに対し、保安官リトル・ビル(ジーン・ハックマン)が下した処罰はあまりに軽かった。怒った娼婦たちは犯人の殺害に1,000ドルの賞金をかける。かつて冷酷な無法者だったが今は亡き妻の影響で足を洗い養豚農家として暮らすウィリアム・マニー(クリント・イーストウッド)は、若いガンマン「スコフィールド・キッド」に誘われ、旧友ネッド・ローガン(モーガン・フリーマン)と共に賞金を得るためビッグ・ウィスキーへ向かう。

【キャスト】
・ウィリアム・マニー / クリント・イーストウッド
・リトル・ビル・ダゲット / ジーン・ハックマン
・ネッド・ローガン / モーガン・フリーマン
・イングリッシュ・ボブ / リチャード・ハリス
・スコフィールド・キッド / ジェイムズ・ウールヴェット
・W.W.ボーシャン / ソール・ルビネック
・ストロベリー・アリス / フランシス・フィッシャー

★5(★★★★★) これ描いて死ね (アニメ 2026)(全12話) レビュー

※)これは”チラ裏”レビューです。あまり十分な推敲もしておらず、本来はチラシの裏にでも書いて捨てるレベルの駄文ですが、ここに書いて捨てさせていただいております。この先は期待値をぐっと下げて、寛容な気持ちでお読みください。ではどうぞ。

作品名:これ描いて死ね (アニメ 2026)(全12話)
評価:★5(★★★★★)
リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/B0H4J86SVF

2026年7〜9月期のアニメ「これ描いて死ね」を見た。泣いたり笑ったり、最高のアニメだった。
ヤスミンたち若人の青春もいいし、それを見守る手島先生もいい。手島先生の昔のエピソードもいい。
OP/ED主題歌も最高で、すぐにiTunesで購入して自分の音楽ライブラリに入れた。
アニメはいったん1クール12話で終わったけど、原作漫画は連載中で10巻まで刊行されているらしい。アニメの最終話では、「プロを目指す、目指さない」ではない、ヤスミンの純粋な漫画愛が手島先生の心の傷を癒していたが、ここから先、ヤスミンもプロを目指して行き詰まって、大変なことになるのだろうか。物語としてはその方が深みが出て面白いのかもしれないが、この漫画のキャラたちはみんなかわいいので、辛いことにはならないで幸せになってほしい笑。

【概要 (Amazon公式ページより)】
東京都の島しょ・伊豆王島に住む高校1年生の安海相。漫画を読むのが大好きな彼女は、とある出来事がきっかけで漫画を"つくる"ことを意識し始める……少女が踏み出す漫画創りの道は、果たして!?知っているようで知らない漫画創作の世界。作品を生み出す苦しみも歓びも余さず詰め込んだ漫画浪漫成長譚!!!漫画を愛する全ての人に届けッ!!

【主題歌】
OP:遺書/キタニタツヤ
ED:コニファー/リーガルリリー

★5(★★★★★) 進撃の巨人 (アニメ 2013〜23)(全94話) レビュー

※)これは”チラ裏”レビューです。あまり十分な推敲もしておらず、本来はチラシの裏にでも書いて捨てるレベルの駄文ですが、ここに書いて捨てさせていただいております。この先は期待値をぐっと下げて、寛容な気持ちでお読みください。ではどうぞ。

作品名:進撃の巨人 (アニメ 2013〜23)(全94話)
評価:★5(★★★★★)
リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/B0F7FPXP5M

「進撃の巨人」アニメを半月くらいで一気見してみた。リアルタイムで原作漫画もアニメも見たが、最初から最後まで一気見した今回が一番、ストーリーにのめり込めた。
初鑑賞ではないので複雑な設定も割とすんなり頭に入ってきたし、セリフが多い箇所はあえて1.3倍速で鑑賞すると、くどいセリフが却ってすんなり頭に入ってくることも発見した。

キーポイントをまとめてみた。

【不戦の誓いについて】

・145代フリッツ王は、エルディア帝国の過去を「巨人の力による殺戮」と捉え、パラディ島に巨人の力で三重の壁を建設し、壁の中に閉じ籠り「もう二度と戦わない」不戦の誓いを立てた
・始祖の巨人には、「巨人の操作」「記憶の改変」「ユミルの民への干渉」「巨人の身体への干渉」など、圧倒的な力があるが、王家の人間が始祖の巨人を継承すると、145代フリッツ王の思想に支配されるため、巨人の力を外敵と戦うために使えない
・王家の血を引かないエレンが始祖の巨人を継承したため、「始祖の巨人を持つエレン」と「王家の血を持つジーク」とで「フリッツ王の呪縛を出し抜く」ことが可能となった

【マーレ編の六勢力】

・エレン
・調査兵団
・兵団政権
・ジーク
・イェレナ
・フロック(イェーガー派)

【エレンとジークについて】

・「始祖の巨人」エレンと「王家の血」ジークが接触し、「道」に入りユミル含めて3人になる場面。ここまでのストーリー展開では「始祖の巨人」エレンの意思が通ると考えられてきたが、実際はそうではなかった。
・あくまで判断するのはユミル自身。ただしユミルはフリッツ王への愛に縛られているので、フリッツ王の血を引くジークが圧倒的有利。
・ジークは「全てのエルディア人から生殖能力を奪え(=安楽死計画)」「今すぐやれ!」「俺は王家の血を引く者だ!」と命じる。
・エレンは「オレがこの世を終わらせてやる」「オレに力を貸せ」「誰にも従わなくていい」「お前が決めていい」と言う。
・エレンの言葉がユミルの心を動かした。2000年間、フリッツ王とその子孫の命令に従ってきたユミルが初めて、自分の意思で、「よくわかんないけど、エレンの言うことを信じてみようかな」となった。「地鳴らし」発動。
・なお、このときユミルが行ったのは「全ての巨人の硬質化能力を解除」すること。結果として三重の壁が全て崩壊し、「時鳴らし」が発動された。副作用として、鎧の巨人の硬質化も解除、アニが囚われていた水晶体も砕けた。アルミンは「シガンシナ区」の外壁の巨人を解放するだけで、武力の示威行為としては十分なのに、やりすぎだ!と言っていたが、ユミルの能力でそんな細かい制御ができると言うこと自体思い込みだったのかもしれない。

【エレンについて】

・エレンは「壁の外にも人がいると知ってがっかりした」「全てを平らにしたかった」=「人類大虐殺(地鳴らし)」の肯定
・「地鳴らしを止めるために自分を殺させることで、アルミンたちを世界の英雄にする」ことで仲間を守る計画でもあった
・エレン「何度も試した」「未来の記憶は寸分違わぬまま」「起こることは変わらなかった」=未来を変えようとしたが変えられなかった
・普通のタイムトラベル作品なら、「未来Aを見る」→「未来を変えようと行動する」→「未来Bになる」となるところ、進撃の巨人では、「地鳴らしをする未来を見た」→「でも地鳴らしなんてしたくない。未来を変えようとする」→「しかし、その行動も含めて未来の中に組み込まれているので変えられない」=「因果のループ」
・自らが自由を希求して突き進んだ結果、自分が縛られる=「俺は自由の奴隷だ」

整理すると、エレンの以下の思いは全て本当だったということ。
「仲間に長生きしてほしい」
「パラディ島を守りたい」
「ミカサやアルミンを守りたい」
「地鳴らしを止めさせ、自分を殺させて仲間を英雄にしたい」
「世界を平らにしたかった」
「外の世界に人類がいることに絶望した」
「地鳴らしをやりたくなかった」
「未来を変えようとした」
「しかし未来を変えられなかった」

【ミカサについて】

・エレンが自由に縛られていたのに対し、ミカサは愛に縛られていた
・ユミルもフリッツ王への愛に縛られていた(ので、フリッツ王の命令に従って2000年間、巨人を作り続けた)
・最後、ミカサはエレンを「愛しているからこそ殺す」。ユミルはそれを見て、愛の呪縛から解放され、エルディア人の巨人の力を消滅させる
・だから、「世界を救ったのはミカサ」

調査兵団視点でマーレ編以降のあらすじを振り返ってみる。

1.マーレ調査船を捕獲:この時点の調査兵団は「イェレナ・オニャンコポン(=反マーレ義勇兵)」と協力、ジークに対しては警戒
2.ジークの「秘策」を検討する:始祖の巨人を持つエレン+王家の血を持つジークを組み合わせれば、始祖の力を使えることが判明。「地鳴らしを抑止力として使う」ことを検討
3.調査兵団がマーレへ潜入:「世界と話し合う道」を探す
4.エレンが単独行動:エレンとジークが合流。調査兵団はエレンとジークの本当の計画を知らない。
5.レベリオ区襲撃:エレンが単独でレベリオ区襲撃を決行。調査兵団は、「エレンを助けるしかない」という形で戦闘に参加。
6.帰国:調査兵団はエレンを警戒し拘束。ジークも巨大樹の森に連れて行きエレンと隔離した状態で監視。
7.ザックレー暗殺:イェーガー派がザックレーを暗殺。エレンが脱走しイェーガー派を率いて兵団に反旗を翻し、「兵団政権と調査兵団」vs.「エレンとイェーガー派」という対立構造になる
8.ニコロのレストラン:脊髄液入りワインの存在が発覚。イェレナたちは、ジークのためにかなり大掛かりな工作をしていた。ワインを飲んでしまった兵団上層部をイェレナが掌握。
9.イェレナと一時的に合流:ジークの本当の計画=エルディア人安楽死計画と知るが、表面上はイェレナと同調して合流する
10.ジークが逃走、リヴァイが瀕死に:ジークが「叫び」でリヴァイの部下を巨人化し、逃走。
11.調査兵団、完全に追い詰められる:調査兵団はエレンとジークを取り逃し、兵団政権もザックレーが暗殺され、上層部もイェレナにより拘束される。実質的にイェーガー派がパラディ島の実権を握り始める
12.マーレ軍がパラディ島へ:この状態でパラディ島勢力とマーレの戦いが始まる。一方ジークとエレンも合流しようとしている。イェレナはジークを支持。オニャンコポンは調査兵団につく。
13.「地鳴らし」発動:エレンとジークが接触し「地鳴らし」が発動。エレンを止めるため、調査兵団とマーレ勢力が手を組む
14.港でイェーガー派と戦う:「地鳴らし」を止めたい調査兵団と、止めたくないイェーガー派が港で交戦する
15.飛行艇でエレンを追う:最後の戦い


調査兵団と観客は、他の勢力(エレン、ジーク、イェレナ、フロック(イェーガー派))がどういう目的で動いているか明確に把握できないままに、どの勢力についてどういう行動をするのか決断を迫られ、何らかの決断をして積極的に行動し、そしてその過程でどんどん人が死んでいく。敵も味方も。
人は、こんなに不確かなものに自分の命をかけたり、あやふやな大義のために対立した人を殺せるものだろうか。
いや絶対無理だ。私なら、こんな状況に追い込まれたら、何もせずに運を天に任せる笑。
この作品は全ての設定が緻密に組み上げられていて論理的な破綻は見当たらないが、これに関してはリアルな人間像として圧倒的に不自然で、破綻しているといえる。

「巨人が敵だった」頃、「巨人の正体が訓練兵の同期だった」頃、私は文句なしに物語に引き込まれたし、「壁の外の世界(マーレ国)が明らかになった」頃も物語が大きく広がったと感じて興奮した。「レベリオ区襲撃」の戦いあたりも、まだエレンと調査兵団に肩入れして見ることができた。
しかしエレンが沈黙して何もかもが謎のままストーリーが進む期間がいくらなんでも長過ぎた。誰が何を目的としているのかはっきりと明かされないままに、六勢力が入り乱れて、調査兵団もあっちについたりこっちについたり…。
作中でもコニーがオニャンコポンに向かって、「もう裏切られるのには飽きてんだぜ!俺は!!」と言って憔悴しきった様子を見せていたし、この作品で憔悴という言葉が最も似合うライナーは「もう嫌だ。自分を殺してくれ」「俺達はどうすれば報われるんだ」と生きることに疲れ果てていた。私も同じ気持ちだった。

ラストまで鑑賞してみて、確かにいままで散りばめられた全ての謎がパズルのピースのようにピタッと綺麗にハマったカタルシスみたいなのはあった。しかしよくよく考えてみれば、私は難解な謎解きをしたくてこの作品を鑑賞していたのではない。エレンや調査兵団が、多大な犠牲を払っても自由を希求する心、彼らの生存を脅かす脅威に勇敢に立ち向かう心に共感していたのだった。その思いに対して、ちょっと肩透かしをくらったような感じもする。

とはいえ、それを差し引いても明らかに突出した作品で、★5は揺るがない。

おまけ↓

【各シーズンの内容】

◆シーズン1(全25話)(#1〜#25):原作漫画の第1巻から第8巻に相当:「シガンシナ陥落(845年)」「人類の希望(訓練兵団期)」「トロスト区攻防戦」「壁外調査(女型の巨人との戦い)」「ストヘス区急襲」まで。
◆シーズン2(全12話)(#26〜#37):原作漫画の第9巻から第12巻に相当:「ウォール・ローゼ内に巨人が出現」「ウトガルド城の戦い」「ユミルの過去」「ライナーとベルトルトの正体発覚」「エレン奪還作戦」まで。
◆シーズン3 Part.1(全12話)(#38〜#49):原作漫画の第13巻から第18巻に相当:「エレンとヒストリアの身柄をめぐる王政との対立」「リヴァイとケニーの対決」「ヒストリアの出生の秘密」「ロッド・レイスの巨人化」「王政打倒」「ヒストリアの即位」まで。
◆シーズン3 Part.2(全10話)(#50〜#59):原作漫画の第18巻から第22巻に相当:「ウォール・マリア奪還作戦」「シガンシナ区決戦」「獣の巨人・鎧の巨人・超大型巨人との戦い」「エルヴィンとアルミンの生死をめぐる選択」「グリシャの地下室」「グリシャの過去」「壁の外の世界の存在が判明」まで。
◆The Final Season Part 1(全16話)(#60〜#75):原作漫画の第23巻から第29巻に相当:「マーレ編」「ライナーたちの過去」「ガビとファルコ」「エレンによるマーレ襲撃」「戦鎚の巨人との戦い」「ジークの安楽死計画」「イェーガー派の台頭」まで。
◆The Final Season Part 2(全12話)(#76〜87):原作漫画の第29巻第117話から第32巻に相当:「エレンとジークの接触」「グリシャの記憶」「始祖ユミル」「エレンの真意」「地鳴らしの発動」「世界への宣戦布告」「エレンを止めるための連合結成」まで。
◆The Final Season 完結編(前編)(全3話)(#88〜90):原作漫画の第33巻に相当:「地鳴らし」「オディハへの到着」「ハンジの最期」「飛行艇による出撃」「エレンとの最終決戦へ」まで。
◆The Final Season 完結編(後編)(全4話)(#91〜94):原作漫画の第34巻に相当:「始祖の巨人との最終決戦」「エレンとアルミンの対話」「ミカサの選択」「ユミルとミカサ」「地鳴らしの終結」「エレンの死」「2000年にわたる物語の完結」まで。

【各シーズンの主題歌】

◆シーズン1
・OP主題歌1「紅蓮の弓矢 / Linked Horizon」
・OP主題歌2「自由の翼 / Linked Horizon」
・ED主題歌1「美しき残酷な世界 / 日笠陽子」
・ED主題歌2「great escape / cinema staff」
◆シーズン2
・OP主題歌「心臓を捧げよ! / Linked Horizon」
・ED主題歌「夕暮れの鳥 / 神聖かまってちゃん」
◆シーズン3 Part.1
・OP主題歌「Red Swan / YOSHIKI feat. HYDE」
・ED主題歌「暁の鎮魂歌 / Linked Horizon」
◆シーズン3 Part.2
・OP主題歌「憧憬と屍の道 / Linked Horizon」
・ED主題歌「Name of Love / cinema staff」
◆The Final Season Part 1
・OP主題歌「僕の戦争 / 神聖かまってちゃん」
・ED主題歌「衝撃 / 安藤裕子」
◆The Final Season Part 2
・OP主題歌「The Rumbling / SiM」
・ED主題歌「悪魔の子 / ヒグチアイ」
◆The Final Season 完結編(前編)
・主題歌「UNDER THE TREE / SiM」
◆The Final Season 完結編(後編)
・主題歌「二千年... 若しくは... 二万年後の君へ・・・ / Linked Horizon」
◆The Final Season 完結編 各話版
・OP主題歌「最後の巨人 / Linked Horizon」
・ED主題歌「いってらっしゃい / ヒグチアイ」

★4(★★★★☆) 僕だけがいない街/三部けい (漫画 2012〜16)(全9巻) レビュー

※)これは"チラ裏"レビューです。あまり十分な推敲もしておらず、本来はチラシの裏にでも書いて捨てるレベルの駄文ですが、ここに書いて捨てさせていただいております。この先は期待値をぐっと下げて、寛容な気持ちでお読みください。ではどうぞ。

作品名:僕だけがいない街/三部けい (漫画 2012〜16)(全9巻)
評価:★4(★★★★☆)
リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/B074B9YX47

旅先でたまたまこの漫画の第1巻を手に取る機会があり、読んでみたら面白かったので帰ってから全巻読んでみた。
いわゆるタイムリープのサスペンス・ミステリーもので、全9巻なので長さもちょうどよく、一気に読み終えた。面白かった。

【「僕だけがいない街」概要】
・タイトル:僕だけがいない街(略称:僕街)
・著者:三部けい
・長さ:単行本で全9巻(本編8巻+番外編1巻)、全44話
・連載誌:ヤングエース(KADOKAWA)
・連載期間:2012年7月号〜2016年4月号
・ジャンル:サスペンス・ミステリー
・メディアミックス:アニメ(2016年1〜3月、全12話、A-1 Pictures制作、ノイタミナ枠)、実写映画(2016年3月公開、主演:藤原竜也、有村架純、監督:平川雄一朗)
・受賞歴:マンガ大賞2014〜2016年ランクイン(最高2位)、「このマンガがすごい!」オトコ編にも選出

【あらすじ】
売れない漫画家として日々を過ごす29歳の主人公・藤沼悟は、危険や悲劇が起こる直前に時間がわずかに巻き戻る「再上映(リバイバル)」という不思議な現象を経験していた。ある日、母親が何者かに殺害され、その容疑者として追われることになった悟のもとに、かつてない規模のリバイバルが発生する。気づけば18年前の小学5年生の自分に戻っていた。当時の街で起きていた同級生の連続誘拐殺人事件が、現代の母の死と繋がっていることを確信した悟は、過去と現在を行き来しながら事件の真相に迫っていく。

★4(★★★★☆) 天幕のジャードゥーガル (アニメ 2026)(第1クール・全12話) レビュー

※)これは”チラ裏”レビューです。あまり十分な推敲もしておらず、本来はチラシの裏にでも書いて捨てるレベルの駄文ですが、ここに書いて捨てさせていただいております。この先は期待値をぐっと下げて、寛容な気持ちでお読みください。ではどうぞ。

作品名:天幕のジャードゥーガル (アニメ 2026)(第1クール・全12話)
評価:★4(★★★★☆)
リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/B0H63JS4K1

2026年7月期のアニメ、「天幕のジャードゥーガル」を1クール全12話鑑賞した。
可愛いタッチの絵柄でありながら、主人公ファーティマの激しい怒りの表情などに手を抜かないところが気に入っている。
ストーリーも作画もすごいアニメだと思うのだが、いよいよこれからってところで今クールは終了してしまったのでまだちゃんとした評価ができない。
次クールの製作時期はまだ発表されていないようだが、第1クールがこのクオリティなら、まず確実に製作はされると思うので、次クールが始まったらじっくり見直そうと思う。

★3(★★★☆☆) さよならララ (アニメ 2026)(全12話) レビュー

※)これは”チラ裏”レビューです。あまり十分な推敲もしておらず、本来はチラシの裏にでも書いて捨てるレベルの駄文ですが、ここに書いて捨てさせていただいております。この先は期待値をぐっと下げて、寛容な気持ちでお読みください。ではどうぞ。

作品名:さよならララ (アニメ 2026)(全12話)
評価:★3(★★★☆☆)
リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/B0H4LHDTTZ

2026年7月期のアニメ、「さよならララ」を鑑賞した。
令和の時代にあえてセル画アニメのような作画を採用し、意味深な設定を大量にぶち込んでくるので、「これはかなり作り込まれた作品なのではないか」と期待していたが、期待はずれに終わった。

(以下ネタバレあり)

結局このアニメが何を言いたかったのか伝わってこなかった。
ララにとって「人魚の世界」か「自分個人の恋愛」かの二択を迫られる「セカイ系」ストーリーだというのはわかったが、まずその設定がわかりづらい。

人魚のプリンセスであるララが、恋愛を成就させると人魚の世界に光が溢れて繁栄をもたらすが、ララの恋愛が成就しない場合、人魚の世界から光が消えて滅亡してしまう。異種族の人間相手だと恋愛が成就しにくく、それは人魚の世界の滅亡につながるので、ララの父のローアン王が人間の世界との交流を禁じた(あってる?)。
ララの叔母の魔女グレイスは、かつて魔法の薬の力で人間に化けて人間の男と恋愛をしたが、結局自分の正体が人魚であることがバレて破局し、その怒りが刃となって相手の男を殺してしまった(あってる?)。そのとき、グレイスの姉であるリグモアがグレイスの元に駆けつけて、死亡(なぜ死んだのかわからなかった)。
ララも、魔女グレイスからもらった魔法の薬の力で人間に化けて人間の王子様と恋愛をしたが、これも結局自分の正体が人魚であることがバレて破局。しかしララは、その怒りが刃となって相手の男を指し貫こうとしたときに自分が身代わりとなって死亡。
ララは魔女グレイスの力で生き返り、その200年後にタイムスリップ?して魔法の薬の力で人間に化けて滋賀県に降りて少女マリと出会う。200年前の王子様そっくりの少年ルカとも出会う。ララが愛するのはマリなのかルカなのかというのがストーリーのもうひとつの軸になっているのもわかった。
最終話、「ララが家族を救う唯一の方法、それは『愛する者を殺す』こと。」という展開になるが、なんで「愛する者を殺す」ことで人魚の世界が救われるのかわからなかった。当初は「恋愛を成就すること」が人魚の世界に光をもたらし繁栄する条件ではなかったか?いつからそういうことになったのか?恋愛の相手が人間の場合は「相手を殺すこと」が条件に変わるのだろうか?そういう設定だということならそうなのだろうが、何だか納得がいかない。
人魚の世界を救うためにマリを殺すことはできないと、自決しようとしたララにマリが駆け寄り、ララの意思に反して「人魚の呪い」みたいのが発動してマリが刃に貫かれて死亡。そのため人魚の世界は救われた。しかし何故か都合よくマリも生き返り、ララも完全な人間の体になった(なぜ?)。

ストーリーを最初から最後まで書いてみたが、どうにも納得感が少なく、何度も「なぜ?」と言いたくなる設定だ。

キャラの感情面もあんまり伝わってこなかった。
全12話しかないのに、マリの家族とか、ケーキ屋のアルバイトとか、マリのボクシングとか、同級生の「王子くんと姫ちゃん」とか、寄り道が多すぎて、肝心のララとルカ、ララとマリのエピソードの積み重ねが足りない。
私にはララとルカ、ララとマリの間に恋愛感情が発生したようには全く見えなかった。
最後、「私はマリがいるこの世界が好き」みたいなことを言ってこの世に戻ってきたにも関わらず、マリの家への居候をやめて一人暮らしをはじめる。途中ルカと付き合ったような描写があるのも理解に苦しむ。

セリフも長ったらしくてポエミーで、少女漫画を読み慣れた人にはこれで伝わるのかもしれないが、私には無理だった。アニメなんだから絵で伝えて欲しかった。

特にローアン王やリサ姉さんから人類に向かう憎しみは、セリフばかりが空虚に空回りしている感じで感情が伝わって来ず、とってつけたような「人魚族は人間に世界中で酷いことをされてきた」というのを「あーそういう設定なんだね」と受け入れるしかなかった。

全体的に、論点がとっ散らかっていて結局何が言いたいのかわからない、オリジナルアニメの悪いところが出たような作品と感じた。