週休3日サラリーマンのブログ

空気を読まないサラリーマンをやってます。1980生まれ男です。既婚。2011年生まれ息子、2013年生まれ娘あり。

(チラ裏レビュー) 大好きな妻だった/武田登竜門 (漫画 2021年)

※)これは”チラ裏”レビューです。あまり十分な推敲もしておらず、本来はチラシの裏にでも書いて捨てるレベルの駄文ですが、ここに書いて捨てさせていただいております。この先は期待値をぐっと下げて、寛容な気持ちでお読みください。ではどうぞ。

作品名:大好きな妻だった/武田登竜門
評価:★4(★★★★☆)
リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/B09GRG3NWW

Amazonで漫画を探していたらKindle版で65円!で評価も3000件以上のレビューが付いて★4.6と高評価だったので買って読んでみた。1冊で完結する短編とはいえ、通常の単行本の厚みを想像していたので180ページくらいはあるのだろうと想像していたのに、約30ページで終わってしまってびっくりした。

Amazonレビューではたくさんの高評価が付いている一方で辛辣な低評価レビューもたくさん並んでいる。私もこれでは泣けなかったし、ストーリーに納得できなかった。ただ、読み切り作品って結局エモいシチュエーションを描くまでのアイデア勝負だと思っているので、インパクトを重視した結果ちょっとリアリティが欠けるくらいは許されてもいいと思う。実際、この作品にハマって高評価をつけている人がたくさんいるわけだし。

ただやっぱり、自分的にはありえないかな。

「余命宣告されたとき決めたの。とことん嫌なやつになろうって。私が死んだ後『ああ、せいせいした』って思って残りの人生楽しく生きて欲しいんだ」

そんな事をしたら、遺された人にとっては、病期になる前の幸せの良い思い出さえも否定されてしまうよ。

(チラ裏レビュー) ウィッチウォッチ/篠原健太 (漫画 2021年〜)(既刊19巻)

※)これは”チラ裏”レビューです。あまり十分な推敲もしておらず、本来はチラシの裏にでも書いて捨てるレベルの駄文ですが、ここに書いて捨てさせていただいております。この先は期待値をぐっと下げて、寛容な気持ちでお読みください。ではどうぞ。

作品名:ウィッチウォッチ/篠原健太 (漫画 2021年〜)(既刊19巻)
評価:★4(★★★★☆)
リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/B09BF1FVFG

この漫画は面白い!第18巻まで読んだが、特に第9巻くらいまでの面白さは抜群だと思う。中学一年生の息子、小学五年生の娘もお気に入りで、エロいシーンもないので子供にも安心して読ませられる。

ギャグ漫画なのに画力がめちゃくちゃ高くて、登場する女の子のキャラがガチで可愛いのが新鮮。

ただし…、雰囲気もギャグもすごく好きなのでこんなことを言うのは申し訳ないのだが、10巻くらいから面白さがだいぶ失速する。この作品のギャグのフォーマットに耐性が付いてしまったのと、一通りこの設定でのギャグを出し尽くしてしまったネタ切れ感が出てきた。第16巻くらいでニコを幼児化して、「失った魔法を回収する」という第二部?が始まったが、あまりその新設定を活かした面白いギャグが出てこない。同居する家族も多すぎてストーリー作りの制約になっている気がする。すごく面白くて完成度が高くて愛らしい作品だからこそ、そろそろこの辺りで物語を畳んだほうがいいと個人的には思う。ギャグ漫画って難しいね。

(チラ裏レビュー) リアル/井上雄彦 (漫画 1999年〜)(既刊16巻)

※)これは”チラ裏”レビューです。あまり十分な推敲もしておらず、本来はチラシの裏にでも書いて捨てるレベルの駄文ですが、ここに書いて捨てさせていただいております。この先は期待値をぐっと下げて、寛容な気持ちでお読みください。ではどうぞ。

作品名:リアル/井上雄彦 (漫画 1999年〜)(既刊16巻)
評価:★5(★★★★★)
リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/B08288B84S

集英社セールで第15、16巻を購入したので久しぶりに最初から読んでみた。初めて読んだときは1冊に1回くらい泣いていたが、今ではさすがに少し慣れてきた。それでも、スコーピオン白鳥のプロレス復帰試合の場面で、”三銃士”の花咲・高橋久信が自分達の思いを乗っけて観戦しているのを見て、また泣いた笑。

この漫画、同じキャラが同じような理由で何度も挫折するのが特徴で、そこが「リアル」で胸を打つ(というか、胸を締め付けられる)。下半身付随だとかいう理不尽な現実を、心の持ちようだとかで簡単に乗り越えられる訳がないのだ。彼らは一生涯の間ずっと、他の人と同じ、当たり前のはずの、自由な身体を夢見続ける…。

ストーリーはまだまだこれから。第16巻終了時点で、私が一番気になっているのはスコーピオン白鳥。1月3日の興行に出場すると宣言していたのに、何の連絡もなく出場していないのは、いったい何があったのか。3人の主人公は、それぞれ何度も挫折した挙句に、今は前を向いて進み始めている。野宮朋美はトライアウトで東京ライトニングスの安西ヨシキにボロ負けして心が折れたが再起して、次のトライアウトを目指している。高橋久信車椅子バスケを始め、東京王者のドリームズに加入、基礎トレーニングに打ち込んで試合に出場できるレベルになりつつある。戸川清春東京タイガースで何度かの不和を起こしつつもそれらを乗り越えたチームの結束力は高まり、「打倒ドリームズ」に向けて邁進している。

この作品、2001年に単行本の第1巻が発売され、1年に1冊ずつ、2014年に第14巻が刊行されたが、その後執筆ペースが不安定になり、2020年に第15巻、2024年に第16巻が発売された。また1年1冊ペースに戻して続きを早く見せて欲しい!

(チラ裏レビュー) ドラゴンボール (漫画 1984〜1995年)(全42巻)

※)これは”チラ裏”レビューです。あまり十分な推敲もしておらず、本来はチラシの裏にでも書いて捨てるレベルの駄文ですが、ここに書いて捨てさせていただいております。この先は期待値をぐっと下げて、寛容な気持ちでお読みください。ではどうぞ。

作品名:ドラゴンボール (漫画 1984〜1995年)(全42巻)
評価:★5(★★★★★)
リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/B0756ZH5JZ

久しぶりに「幽遊白書」を読んだ勢いでそのまま「ドラゴンボール」を読んでみた。やっぱりドラゴンボールはすごかった。

まず、動きのあるバトルシーンがすごい。比較して悪いが、「幽遊白書」と比べるとそれがよくわかる。

ストーリーがサクサク進んでいって、どこを読んでも面白いのがすごい。特に初期は週刊で即興マンガショーをやっている感じですごくいい。たぶん作者も心から楽しみながら漫画を描いていたのではないか。転機はピッコロ大魔王の登場だ。ここから急にストーリーがシリアスになり、シナリオも緻密になった。単行本の巻末で、作者が読者ハガキを取り上げて対話するコーナーが無くなってしまったのもこの頃(ジャンプコミックスの第12巻が最後。ストーリーでいうとピッコロ大魔王がドラゴンボールで若返る直前あたり)。

それでも、シリアス路線に変更後に漫画としての完成度はさらに上がって面白くなったと思う。「ピッコロ大魔王編」「サイヤ人襲来編」と続いて、「フリーザ編(ナメック星)」でクライマックスを迎える。

フリーザ編」が盛り上がりすぎたせいで、もうやることはやり尽くして「人造人間&セル編」ではストーリーの緊張感が一段階下がった。人造人間16号・17号・18号はほとんど殺しをしていないし、完全体になった後のセルも同じ。ギャグ要員のミスターサタンも登場した。それでも、「未来から来たトランクス」「孫悟飯の覚醒」などの要素のお陰で並の漫画に比べれば遥かに面白い。

魔人ブウ編」はさすがに面白さがかなり減じてしまっている。「人造人間&セル編」よりもさらに、緊張感の緩和とギャグ回帰をしようとしているが、人がたくさん死んでいるのに緊張感がない妙な雰囲気となり、「ドラゴンボールで生き返らせればいい」というようなセリフが飛び交うのがシュール笑。ギャグも滑りまくっている。初期のドラゴンボールのギャグは、ドクタースランプのギャグと同様、「悟空、強すぎ(笑)」これだけでギャグが成り立っていたところがあるのだが、フリーザを倒し、惑星を破壊できるほどのパワーを手に入れた後ではギャグになりようがない。アラレちゃんが「地球割り」するのとは意味合いが違うのだ笑。

(チラ裏レビュー) 3000万 (ドラマ 2024年)

※)これは”チラ裏”レビューです。あまり十分な推敲もしておらず、本来はチラシの裏にでも書いて捨てるレベルの駄文ですが、ここに書いて捨てさせていただいております。この先は期待値をぐっと下げて、寛容な気持ちでお読みください。ではどうぞ。

作品名:3000万 (ドラマ 2024年)
評価:★3(★★★☆☆)
リンク:https://www.nhk.jp/p/ts/9L69M8XJVX/

2024年11月、放送中のドラマ「3000万」を、実家に帰った時に親に勧められて見てみた。全8話で現在第7話まで放送されたところだが、録画された第1話と第2話を見てみた。まあ、そこそこ面白くはあるのだが、ちょっとストーリー展開などが安っぽすぎてダメだった。コメディとして見てもそんなに面白くないし。2話切り。

【あらすじ(ステラnetより)】
佐々木祐子(安達祐実)は夫・義光(青木崇高)と息子・純一(味元耀大)と3人暮らし。義光は元ミュージシャン。警備員の仕事に就いてはいるが、生活は苦しい。祐子は派遣でコールセンター勤務。そんなとき、事件が起こる。強盗犯の女・ソラ(森田想)がバイクで祐子の運転する車と接触。救助に向かった祐子と義光の隙をついて女は車を奪い、衝突事故を起こして重体に。後部座席の純一は無事で、迷惑なもらい事故で終わるはずだった。だが純一が女のバッグ(中身は3000万)を持ち帰ったことから運命の歯車がくるう。

【概要(NHK土曜ドラマ公式より)】2022年、NHKで新たに立ち上げた“脚本開発チーム”WDRプロジェクトから生まれた土曜ドラマ「3000万」。ほんの少しだけ幸せな生活を求めただけなのに、気づけば泥沼にハマっていく…その先にあるのは天国への階段か?それとも地獄への階段なのか?クライムサスペンスでありながら、クスっと笑えたり、我がことのように共感できる、いまを生きる人たちの悩みや空気感を生々しく取り込んだ、スタイリッシュで、情熱的で、エモーショナルな没入感のあるドラマが完成しました。

(チラ裏レビュー) カジノ (映画 1995年)

※)これは”チラ裏”レビューです。あまり十分な推敲もしておらず、本来はチラシの裏にでも書いて捨てるレベルの駄文ですが、ここに書いて捨てさせていただいております。この先は期待値をぐっと下げて、寛容な気持ちでお読みください。ではどうぞ。

作品名:カジノ (映画 1995年)
評価:★4(★★★★☆)
リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/B07C8GPSBZ

2024年11月、「午前十時の映画祭」企画で劇場で鑑賞した。

感想は、面白かった!一番の見どころはシャロン・ストーンが演じる主人公の妻、ジンジャーの悪女っぷり。結婚した当初から腐れ縁のチンピラヒモ男と不倫して、家の金を持ち出しては渡し、ついにはこの男と一緒に娘を連れさりヨーロッパに逃げようとする(失敗に終わるが)。次は夫(エース)の親友、ニッキーと不倫。この頃には夫婦関係は完全にぶっ壊れて夫に向かって公然と「殺してやる!」と言って、実際にニッキーに殺しを依頼する。このあたりからもう酷すぎて笑えて仕方がなかった。最後はベンツのSLで自宅を襲撃する。このシーンも酷すぎて笑えたwww。

ニッキーに殺しを依頼してすげなく断られるシーンは好き。

ジンジャー「あいつを殺してよ!」

ニッキー「あいつとは35年の付き合いだ。お前のためなんかに殺せるか!」

それにしても、マフィアものは「ゴッドファーザー」しかり「グッドフェローズ」しかり、妻との関係がおかしくなるところから全ての崩壊が始まるなというイメージ。しかし、シャロン・ストーンの演技は圧巻だった!

【キャスト】
サム・“エース”・ロススティーン:ロバート・デ・ニーロ
ジンジャー:シャロン・ストーン
“ニッキー”:ジョー・ペシ

【概要(Wikipedia)】
『カジノ』(Casino)は1995年のアメリカ合衆国の犯罪映画。監督マーティン・スコセッシ、主演ロバート・デ・ニーロ。ある天才賭博師を通じて、まだマフィアの支配下にあった1970年代から80年代のラスベガスを描いている。
ニコラス・ピレッジのノンフィクション『カジノ』を原作とし、大部分を事実・実話に基づいている。本作と同じくスコセッシ監督、デ・ニーロ及びペシ出演、ピレッジ原作で映画化された1990年作『グッドフェローズ』の成功を受けて製作されたスコセッシの「モブ・マフィアもの」第2弾という位置づけである。
モデルになった人物は、フランク・"レフティ"・ローゼンタール(以下"レフティ"、映画では"エース")。レフティはベガスに来る以前には故郷のシカゴで有名なブックメーカー(ノミ屋)だったが、シカゴ、マイアミを経て1960年代末にベガスに移り住み、友人の紹介でラスベガス・ストリップを代表するカジノ「スターダスト(映画では"タンジール")」での仕事に就く。
レフティは、物語同様、実質的なボスの座に就いていたが、犯罪歴のあるレフティにはカジノ経営のライセンス発給を受ける事が困難であった。そこで、雇われ社長としてアレン・グリック(映画では"フィリップ・グリーン")が表向きの社長を務めることになった。
やがてカジノを任されるようになったレフティはますます出世した。
一方、シカゴ時代からの幼馴染のアンソニー・"トニー"・スピロトロ(映画では"ニッキー・サントロ")は、レフティの出世に刺激されて自分もベガスに移り住み、レフティの築いた地上の楽園を崩壊へと導いていくのだった。

(チラ裏レビュー) タンポポ (映画 1985年)

※)これは”チラ裏”レビューです。あまり十分な推敲もしておらず、本来はチラシの裏にでも書いて捨てるレベルの駄文ですが、ここに書いて捨てさせていただいております。この先は期待値をぐっと下げて、寛容な気持ちでお読みください。ではどうぞ。

作品名:タンポポ (映画 1985年)
評価:★4(★★★★☆)
リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/B000ALJ208

ずっと見たかった伊丹十三の映画「タンポポ」を鑑賞した。伊丹十三の作品鑑賞は「お葬式(1984)」「マルサの女(1987)」に次いで3作目。若き日の渡辺謙が老人からラーメンの食し方の講釈を受けるシーンが有名な映画だ。

公開当時の予告編がYouTubeにあったので見てみた。「これは、ラーメン・ウエスタン」「これは五目うま煮映画だ」「初めての本格食べ物活劇」…だそうだ。

私の感想は…あまり面白いとは感じず、映画のスピードももったりしていてかったるいので中盤から1.3倍速で再生してしまった。それでもほとんど違和感がなかったので標準速で再生したら相当遅いはず。

変な映像のオムニバスとしては記憶に残った。本来はラーメン屋が再起するストーリーがメインのはずだが、この映画で語られるのは圧倒的にこっちの方がメイン。

・フランス料理で偉い人を接待するシーン。6人のテーブルで5人はフランス語のメニューが読めず、うちの1人が辛うじて読んで注文した「舌平目のムニエル、コンソメスープ、ビール」をみんなが真似する。しかし、一番下っ端の若造が実はものすごい食通で物凄くこだわった注文をして他の5人が赤面する(笑)。

・「スパゲッティは音を立てずに食べましょう」というマナー教室の横で外国人が大きな音を立ててスパゲッティを食べるシーン

・白スーツのヤクザと情婦が高級ホテルの一室で、食べ物を使ったプレイをするシーン。おっぱいに塩とレモンをかけて舐める、生クリームをつけて舐める、はちみつを舐めながらキスする。

・食の名店の残飯で食通になったホームレス達がグルメを語り、閉店後の飲食店のキッチンに侵入して絶品オムライスを作るシーン。

・白スーツのヤクザと情婦が高級ホテルの一室で、卵黄を口移しし続けるシーン

・白スーツのヤクザが海女の少女の手のひらから直接生牡蠣を食べさせてもらうシーン

・かっ飛ばす中央線?の電車の中で虫歯の痛みに耐えながら飲茶を購入してその場で食べるシーン

・スーパーで、次々に桃やチーズやパンを指で押していく老婆のシーン

・瀕死の妻にチャーハンを叩き起こしてチャーハンを作らせるシーン。妻はフラフラと立ち上がり、中華鍋を振るってチャーハンを完成させた直後、亡くなる。家族は「母ちゃんが作った最後のご飯だ」と言って泣きながら食べる。

・白スーツのヤクザが銃で撃たれて今際の際、情婦に最後の言葉を残すシーン。「冬の間、山芋だけを食べた猪の腸を輪切りにして焼いて食うらしい。美味そうだろう。」「そうね、ワサビ醤油なんか合うわね」「あんたー!!」