週休3日サラリーマンのブログ

空気を読まないサラリーマンをやってます。1980生まれ男です。既婚。2011年生まれ息子、2013年生まれ娘あり。

(チラ裏レビュー) 映画大好きポンポさん (映画 2021年)

※)これは”チラ裏”レビューです。あまり十分な推敲もしておらず、本来はチラシの裏にでも書いて捨てるレベルの駄文ですが、ここに書いて捨てさせていただいております。この先は期待値をぐっと下げて、寛容な気持ちでお読みください。ではどうぞ。

作品名:映画大好きポンポさん (映画 2021年)
リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/B0C8XYRG4X
評価:★5(★★★★★)

【(原作漫画の)概要 Wikipediaより】
『映画大好きポンポさん』は杉谷庄吾人間プラモ】による日本の漫画作品。2017年4月にイラスト投稿サイト「pixiv」に投稿された。映画プロデューサーのポンポを軸とし、新人映画監督のジーンや新人女優のナタリーの成長を描いている。第1作以後も「NYALLYWOOD STUDIOS SERIES」と題して続編やスピンオフ作品が制作されている。「マンガ大賞2018」で10位、「このマンガがすごい! 2018 オトコ編」で17位。pixivでは65万ビューを突破している(2020年2月28日発表時点)。

原作漫画は読んだことがあって、この映画版も非常に評判が高いと聞いていて、だいぶ前にNHKで放送したときに録画していた。2024年4月にやっと時間ができて鑑賞した。

劇場アニメ化にあたりいろいろな要素を付け足していて、原作漫画を遥かに超える作品になっていて素晴らしかった。感動した!

映画の尺は(ポンポさんだから!)90分とコンパクトだけど、シーンを切り詰めているので内容は非常に濃い!

(以下ネタバレあり)

原作漫画の名言「なんたってジーン君がダントツで目に光がなかったからよ」も好きだけど、劇場アニメ版オリジナルのクライマックスのシーンは本当に良かった。私はこういうのに弱い。(↓)

ジーン君「生きることは選択の連続だ。ひとつを選択したらそれ以外を切らなくちゃいけない。だから会話を切れ、友情を切れ、家族を切れ、生活を切れ、切れ、切れ!…ただひとつ残ったものを手放さないために、諦めないために…切れ!これが僕のアリアだ!」
ナタリーちゃん「終わったんですか?」
ジーン君「どうかな、僕にも分からない。正解なんて誰も…」
(編集後の時間は?)→(90分ぴったり!)

クライマックスでジーン君と劇中映画のダルベールと重なる演出はカッコいい!ダルベールは奥さんに「あなたのアリアは最低だった」と言われてしまい、しかし最後のダルベールのコンサートのシーンでは「あなたのアリアは世界中の人を感動させるのね」と言われる。

映画や音楽に魂を売った人は、結局自分自身の幸せは得られない、けど、世界中の人々を幸せにする、ということなのかなぁ…。