週休3日サラリーマンのブログ

空気を読まないサラリーマンをやってます。1980生まれ男です。既婚。2011年生まれ息子、2013年生まれ娘あり。

(チラ裏レビュー) 桐島、部活やめるってよ (映画 2012年)

※)これは”チラ裏”レビューです。あまり十分な推敲もしておらず、本来はチラシの裏にでも書いて捨てるレベルの駄文ですが、ここに書いて捨てさせていただいております。この先は期待値をぐっと下げて、寛容な気持ちでお読みください。ではどうぞ。

作品名:桐島、部活やめるってよ (映画 2012年)
リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/B00FIWT45W
評価:★5(★★★★★)

【概要 (Wikipediaより)】
著者(朝井リョウ)が早稲田大学文化構想学部在学中の2009年に、第22回小説すばる新人賞を受賞したデビュー作。これによって著者は初の平成生まれの受賞者となった。
吉田大八監督、神木隆之介主演により映画化され、8月11日に公開、日本の主要映画賞を総なめにした。
タイトル・ロールである桐島は本編に直接登場せず、その人物像は伝聞のみで明らかにされる。

公開当時に評判となり、今に至るまでも様々な場面で引き合いに出されるこの名作を、ついに鑑賞した(2024年4月、DVDで自宅鑑賞)。

名作と呼ばれるのも納得の出来で、すごく面白かった。学校という場の空気をかなりの解像度で描いているし、群像的としてよくできていてすべてのキャラが本物っぽい。2回目以降の鑑賞で各登場人物の気持ちがわかった状態で見るとさらに面白い。

各キャラに関連づける形で感想を書いていく。

【映画部】
・前田(部長)/演 - 神木隆之介:。最後、菊池に「映画監督になるんですか?」と問われて「(考えたこともなかったというふうに)わからないな」と答えた姿が印象的
・武文/演 - 前野朋哉:「おまた〜」「俺が監督だったらあいつら使わないね。笑ってろ今のうちに」「体育の授業のサッカーで何点取れたって無意味。でも、言わない。好きなだけ不毛なことさせてやる」

【女子4人組】
・梨紗(桐島の彼女)/演 - 山本美月:「は?いま笑った?」
・沙奈(菊池宏樹の彼女)/演 - 松岡茉優スクールカーストの頂点から周囲を見下す嫌な奴。演技うますぎ笑。
・かすみ(バド部の美少女)/演 - 橋本愛:あまり感情を表に出さずに成り行きを見ているが、ラストではスクールカーストの頂点から周囲を見下す沙奈を見かねて衝動的にビンタする。でもすぐに一応謝る笑。
・実果(バド部で結果が出ないで悩む)/演 - 清水くるみ:桐島がいなくなって混乱するバレー部男子を見下す沙奈の発言に同調しない。「あるんだよ、あの人たちにもあの人たちの気持ちが」「でも結局負けるんだよな〜どんなに頑張っても…何のために頑張ってるんだろうね、羨ましい、沙奈とか。なんも考えてなくて。」

帰宅部3人組】
・菊池 宏樹(沙奈と付き合っている,野球部をいつもサボっている,桐島の親友)/演 - 東出昌大:イケメンで勉強もスポーツもできて彼女もいて「だから結局、できる奴はなんでもできるし、できない奴はなんにもできないってだけの話だろ」などと発言しているが内心すごく悩んでいる男。最後は「おれには夢中になれるものがない」事に気づいて泣いてしまう
・友弘(帰宅部3人組)/演 - 浅香航大:前田にぶつかって雑誌「映画秘宝」を落とす
・寺島 竜汰(帰宅部3人組,髪型パーマ)/演 - 落合モトキ:誰にも秘密でかすみと付き合っていて、教室でいちゃついているところを見つかる

【バレー部】
・桐島(映画に直接は登場しない):バレー部の絶対的存在。ポジションはリベロ
・久保(通称ゴリ)/演 - 鈴木伸之:屋上のラストシーンでは「隕石」を蹴る。
・小泉 風助(桐島の代理でリベロ)/演 - 太賀:すごく頑張っているが結果は出ない

【野球部】
・キャプテン/演 - 高橋周平:菊池との会話「(3年生なのに)キャプテンはなんで引退しないんですか?」「ドラフトが終わるまでは…ドラフトが終わるまではね」「え、キャプテンのところにスカウトの人来たりとか?」「来てないよ、来てないけど、ドラフトが終わるまでは…うん」

吹奏楽部】
・沢島 亜矢(吹奏楽部)/演 - 大後寿々花:屋外練習しながら片思い相手の菊池を見ている。映画部には絶対に場所を譲らない笑