週休3日サラリーマンのブログ

空気を読まないサラリーマンをやってます。1980生まれ男です。既婚。2011年生まれ息子、2013年生まれ娘あり。

(チラ裏レビュー) 魔法使いの嫁 (漫画 2014年〜)

※)これは”チラ裏”レビューです。あまり十分な推敲もしておらず、本来はチラシの裏にでも書いて捨てるレベルの駄文ですが、ここに書いて捨てさせていただいております。この先は期待値をぐっと下げて、寛容な気持ちでお読みください。ではどうぞ。

作品名:魔法使いの嫁 (漫画 2014年〜)
リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/B0CVL3R7DW
評価:★2(★★☆☆☆)

【概要 (Wikipediaより)】
魔法使いの嫁』は、ヤマザキコレによる日本の漫画作品。単行本は既刊20巻(2024年4月現在)。『月刊コミックブレイド』(マッグガーデン)にて2014年1月号より連載開始。2023年3月10日に「学院篇」の完結をもって休載を発表。同年12月21日より、『コミックグロウル』(ブシロードワークス)に移籍して連載が再開された。おもな略称は「まほよめ」。2017年10月〜2018年3月にテレビアニメ版が放送された(2クール)。

【あらすじ (Wikipediaより) (学院編の前まで)】
第1篇 - 第45篇
生まれつき人ならざるものを見ることができるため他人からも家族からも疎まれ、不幸と孤独にまみれて生きてきた羽鳥智世(チセ)は、自暴自棄となり謎の男が薦めるままイギリスに渡り、闇のオークションに「商品」として身を委ねる。その会場でチセは骨頭の人外エリアス・エインズワースに500万ポンドで落札される。今までの人生に悲観的なチセに対して、エリアスはチセが魔法使いとして大きな素質を持っていることを明かし、自身の弟子にしつつ嫁にするつもりであることを告げる。イングランドでの生活のなかで、チセは自身と同様に不幸な境遇の者たちと出会い、彼らの心を救う中で自身の過去とも向き合うようになる。

昔テレビアニメ放送していたときに数話視聴してあまり面白さが分からず放置していたのだが、漫画雑誌の移籍の関係で大安売りしていたので特に安価に設定されていた最初の3巻を購入して読んでみた。

本作は、雰囲気はそれなりにあるのだが読んでいて全然面白くなかったので1巻までで読むのを止めてしまった。Amazonレビューに「雰囲気だけの漫画」と批判している人がいたがそれと同意見だ。

ストーリーが「主人公のチセが人身売買会場で”山羊の頭蓋骨みたいな頭をした人外”エリアスに高額で落札され、連れて帰られる」という結構衝撃的な幕開けにも関わらず、チセの不安な気持ちの描写が特になく、最初っからこの人外に心を許しているのが謎だ。そして第1話の終わりで「帰ろう僕らの家に」と言われただけでコロッと落ちて、つづけて「僕は君を僕のお嫁さんにするつもりでもあるんだ」と言われてキョトンとするも、全然不安とか嫌悪感とかない表情をしている。一体どういうつもりなのこの女の子は?

ふつうはチセのいろんな思い、たとえば不安・不気味な見た目への嫌悪・でも大切に面倒をみてくれる・大きな身体に抱かれた時の安心感・”お嫁さんにする”ってどういうこと?セックスすんの?・私に自由は?選択権は?とかいろいろな思いが描かれてストーリーが始まるべきだし、そうでないと読者と一心同体になってストーリーを始められない。本作はこのまま「長い寿命を終えたドラゴンが苗床となって森を育む」とか、「ある町で猫をたくさん惨殺した男がいたが、その男には悲しき過去があってその男の魂を救う」とか、なんかいい感じのショートエピソードの消化が始まるのだが、そんなことよりこの2人の関係はどうなるのかが気になるし描いて欲しい。…というわけで1巻切り。

単行本のレーベルが「BLADEコミックス」から「ブシロード・コミックス」に変わって全巻再発行になったことから、過去の「BLADEコミックス」のAmazonの商品ページが沈んでしまって見つかりにくくなっているが、レビュー欄が賛否両論で面白かった。

https://www.amazon.co.jp/dp/4800002842