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空気を読まないサラリーマンをやってます。1980生まれ男です。既婚。2011年生まれ息子、2013年生まれ娘あり。

(チラ裏レビュー) 中国王朝滅びの法則 そして習近平は!/石平 (本 2024年)

※)これは”チラ裏”レビューです。あまり十分な推敲もしておらず、本来はチラシの裏にでも書いて捨てるレベルの駄文ですが、ここに書いて捨てさせていただいております。この先は期待値をぐっと下げて、寛容な気持ちでお読みください。ではどうぞ。

作品名:中国王朝滅びの法則 そして習近平は!/石平 (本 2024年)
評価:★4(★★★★☆)
リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/B0D7V6VNZC

【概要 (Amazon公式ページより)】

習近平“赤い王朝”は崩壊する運命にある!?
「歴史上、王朝を滅亡に導いた皇帝たちの行状の一つひとつを丹念に見ていくうちに、大変面白いことに気がついた。
“亡国の君”たちが持つ人間性や性格上の欠陥、愚昧(ぐまい)さと狂気さ……それらのもののすべてが、習近平その人に集約されていたのだ」
暴君・愚君・狂君・蕩君・暗君・無徳・無能……中国王朝が滅ぶ法則はこれだ!
・秦の始皇帝 “宦官政治”による「皇帝の落とし穴」→習近平 “イエスマン”ばかりの側近政治と化す
・新の王莽(おうもう) 「儒教社会主義」の理想実現に燃えた→習近平 “共同富裕”毛沢東主義の復活を
・隋の煬帝(ようだい)「大運河開削」「大デモンストレーション」超派手好き→習近平 「一帯一路」で“千年の大計”とぶち上げる
・明の崇禎帝(すうていてい) 卑怯で、狭量で、疑心暗鬼な性格→習近平 失敗はすべて部下のせい 10カ月で大臣クラス8人粛清

著者の石平さんが右派系のYouTubeチャンネル「デイリーWiLL」に出演して本書の宣伝をしているのを見て、面白そうなので購入して読んでみることにした。「中国史上の“亡国の君”たちが持つ人間性や性格上の欠陥、愚昧(ぐまい)さと狂気さ……それらのもののすべてが、習近平その人に集約されていたのだ」このコンセプトが秀逸すぎる笑。

価格はKindle版で1650円(税込)!高ぇ…と思ったが、中国共産党の批判はそれなりの危険を伴うと思うので、著者へのカンパの意味を込めて購入した。

内容は面白かった。中国史の勉強にもなったし、習近平のこれまでの政治のダイジェストも知ることができたので満足している。欲を言えば、173ページという分量が価格に比べて少なすぎるのと、各章で人物相関図を1枚描いてくれると、一枚の図を見ただけで内容が復習できて便利なのだが。

習近平は1953年生まれで71歳(2024年現在)。この本を読むと、彼には長生きしてもらいたいという気持ちが湧いてくる。