※)これは”チラ裏”レビューです。あまり十分な推敲もしておらず、本来はチラシの裏にでも書いて捨てるレベルの駄文ですが、ここに書いて捨てさせていただいております。この先は期待値をぐっと下げて、寛容な気持ちでお読みください。ではどうぞ。
作品名：「大人のズル休み」 (漫画 2022年)
リンク：https://www.amazon.co.jp/dp/B09W95N93H
評価：★2(★★☆☆☆)
Amazonの「まとめ買いキャンペーン」の中の1冊として購入したが、まったく面白くなくて期待はずれだった。キャンペーンで約10%割引で購入できたが、それでも価格に見合わず買ったことを後悔している。
日常の中の会話を主体とした作品だが、その肝心の会話がつまらない。会話劇なら会話で楽しませてくれないと話にならない。
2023年のバカリズム脚本のテレビドラマ「ブラッシュアップライフ」では主人公のアラサー女子たちの会話がいくらでも聞いていられるくらい面白く笑えた。本作の場合作画がシンプルな線画で見どころがないしメインのストーリーも無く会話劇自体が本体のようなものなのでより高い完成度を求める。
同作者の「さよなら、ハイスクール(全3巻)」という作品もKindle Unlimitedで読んだことがあるが、内容が1ミリも記憶に残っておらず、ただ本作と同じようにセリフだけが空滑りしているような雰囲気だったことだけ覚えている。
本作では原作と作画の両方を「森もり子」が担当しているが、「セーフセックス」という漫画作品では「森もり子」が原作担当で別の作画担当が付いていて、これがめちゃくちゃ面白い。本作でシンプルな線画ゆえに表現しきれなかった心の機微が細かい作画によって補完されているためだと思う。「森もり子」さんは原作者として活動した方が才能が生かせると思う。
