週休3日サラリーマンのブログ

空気を読まないサラリーマンをやってます。1980生まれ男です。既婚。2011年生まれ息子、2013年生まれ娘あり。

(チラ裏レビュー)「ザ・ファブル」 (映画 2019年)

※)これは”チラ裏”レビューです。あまり十分な推敲もしておらず、本来はチラシの裏にでも書いて捨てるレベルの駄文ですが、ここに書いて捨てさせていただいております。この先は期待値をぐっと下げて、寛容な気持ちでお読みください。ではどうぞ。

作品名:「ザ・ファブル」 (映画 2019年)
リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/B082YHXM4X
評価:★4(★★★★☆)

Amazonプライムビデオの無料特典で鑑賞した。

原作はヤンマガ連載の同名漫画で、2019年に単行本・全22巻で完結している。実写映画化は2019年と2022年の2度あり、本作はその1作目にあたり、単行本の第7巻あたりまでの内容となっている。

【あらすじ】
「ファブル」と呼ばれる凄腕の殺し屋が主人公。ある日主人公はボスに呼び出され、「1年間大阪に移住し、その間は誰も殺さず一般人として平和に暮らせ」と命じられ、「佐藤明(アキラ)」という偽名を与えられる。アキラは、同じくボスに育てられた仕事のパートナーで、アキラの妹という設定の偽名「佐藤洋子」と共に、大阪は太平市へと向かう。

【キャスト】
・佐藤アキラ / ファブル:岡田准一
・佐藤ヨウコ:木村文乃
・清水ミサキ:山本美月
・ボス:佐藤浩市
・浜田(真黒組組長):光石研
・海老原(真黒組若頭):安田顕
・小島:柳楽優弥
・フード:福士蒼汰
・砂川:向井理
・コード:木村了
・クロ:井之脇海
・貝沼悦司:好井まさお
・砂川の部下:加藤虎ノ介
・松沢:粟島瑞丸
・バー「buffalo」のマスター:六角精児
鉄板焼き屋「ちっち」の店長:モロ師岡
・河合ユウキ:藤森慎吾(オリエンタルラジオ
・ジャッカル富岡:宮川大輔
・田高田(バイト先の店長):佐藤二朗

結論を先に言うと結構楽しめた。キャストは日本の豪華俳優陣が揃っていて見応えがあったしキャラの再現度も高い。ただ、原作を尊重しすぎて漫画のギャグをそのまま実写の世界に持ってきてしまって微妙になっている場面がいくつか見られた。たとえば、(アキラが猫舌という設定で)食事のシーンで毎回「熱っつ!」となるやつとか、ヨウコがオリラジの藤森を酔わせて潰すシーンとか。

アクションシーンの評判は高いが、カットの切り替えが多すぎて個人的にはあまり楽しめなかった。工場におけるバトルシーンが本作の見せ場だと思われるが、大勢の敵が銃を乱射してきているのにほぼ被弾しないのはさすがに説得力に欠けると感じたし、大勢の敵から足を掴まれながら逃げ切ることができるのも謎すぎた笑。工場におけるバトルシーンは尺も無駄に長く、途中で眠くなってしまった。

ストーリー的には柳楽優弥が魅力的に演じていた小島が後半ザコキャラ化してしまったのが残念に感じた。小島と若頭(安田顕)との”兄弟”の絆は本作のストーリーの主軸でもあるので、もっとこの2人だけに焦点を絞った脚本にしたほうが良かった気がする。フード(福士蒼汰)と砂川(向井理)もかなりカッコ良かったので登場させたかった気持ちも分かるのだが。