週休3日サラリーマンのブログ

空気を読まないサラリーマンをやってます。1980生まれ男です。既婚。2011年生まれ息子、2013年生まれ娘あり。

(チラ裏レビュー) 女子校育ちはなおらない (漫画 2015年)

※)これは”チラ裏”レビューです。あまり十分な推敲もしておらず、本来はチラシの裏にでも書いて捨てるレベルの駄文ですが、ここに書いて捨てさせていただいております。この先は期待値をぐっと下げて、寛容な気持ちでお読みください。ではどうぞ。

作品名:女子校育ちはなおらない (漫画 2015年)
リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/B00R3XZSE0
評価:★4(★★★★☆)

女子校出身の8人のまんが家(まずりん、蟹めんま辛酸なめ子水谷さるころカザマアヤミ田房永子、大石蘭、松苗あけみ)が女子校を語るアンソロジー本。

女子校のいろいろな側面を異なる人の話で聞くことができて面白かった。それぞれちょっとずつ感想を書いてみる。

・まずりん:面白かった。特に「女だけの世界ではそれぞれの長所がきちんと認められた上で上下もなく点在していた個人が『男』『モテ』という強力な評価軸の登場によりそれだけで順番つけられたイメージ」という部分は非常に納得した。

・蟹めんま:一番好きな話。著者は中学・高校を女子校で過ごすも他の他の子と趣味が合わず、高一で中退して予備校に通い、そこで「4年ぶりに同級生になった男子がまさかの年上ヤンキー」で、初対面で「お前、処女?」と聞かれて泣いてしまう笑。しかしある意味全員最下層のクラスで「私は生まれて初めて学校が楽しいと思いました」という面白い話。

辛酸なめ子:面白かった。女子校の”百合カルチャー”の話。

水谷さるころ:面白かった。共学の中学から芸術系の女子校の高校に進学した著者が、女子校の特長を語っている。後半は恋愛の話や仕事の話であまり女子校とは関係ないが、自らを”珍獣女子”と呼ぶ著者の語る話は面白かった。

カザマアヤミ:つまらなかった。

田房永子:面白かった。著者が女子中高生だった90年代の話。痴漢とかカメラ小僧の話が出てくる。

・大石蘭:絵はかわいいけど内容が全然頭に入ってこない。

松苗あけみ:この人だけ年代がぐっと昔で、昭和40年代後半(197x年?)。ツッパリファッションの話やアイドル追っかけ(西城秀樹郷ひろみ野口五郎)の話や当時の女子高生の性の話など、時代が刻み込まれていて面白かった。