※)これは”チラ裏”レビューです。あまり十分な推敲もしておらず、本来はチラシの裏にでも書いて捨てるレベルの駄文ですが、ここに書いて捨てさせていただいております。この先は期待値をぐっと下げて、寛容な気持ちでお読みください。ではどうぞ。
作品名:天久鷹央の推理カルテ (アニメ 2025年)
評価:★2(★★☆☆☆)
リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/B0DM75G2T9
2025年1月1日深夜に放送された1月〜3月期のアニメ「天久鷹央の推理カルテ」の第1話をテレビ放送で鑑賞した。つまらなかった。初回放送2話連続で、「救急で運び込まれた、足を切断された男の血はなぜ青いのか?」という謎解きのストーリーだったのだが、第1話を見ただけで続きを見る気が失せて1話切り。
第1話の中で、激しい腹痛で運び込まれた救急の患者の日焼けの仕方と手の傷と持ち物の杖を元に、生魚を食べたことによるアニサキス症だと推理する場面があったが、そんなのは逆算でストーリーを組めばどうということはないし、作画は一定以上の品質なのだが、逆にいえばそのレベルどまりで、作画だけで魅せるレベルには到底達していない。
決定的だったのは、一応医療ドラマ(そうだよね?)なのに患者への思いやりが一切ないのがリアリティがないし、不愉快だったこと。(主人公の女医が、患者のベッドを覆い隠すカーテンを声掛けもなしに無断でいきなりバッと開けて「診察するぞ」とか、救急の患者が入ったので急いで迎えにいく同僚の医師に対して自分の遊びの約束の方が大切そうな態度を取っていたり)
まあ、名探偵コナンにしろ金田一シリーズにしろ、この手の殺人が絡む推理ものにおいて、いちいち被害者への思いみたいのはそれほど重要ではないにしても、一応医者という設定ならそこは大事にすべきだと思う。
昨年末に「献体写真騒動」てのがあったのを思い出した。東京美容外科の沖縄院院長の黒田あいみ氏が、解剖中の献体の頭部が台の上に並んでいるのを「頭部がたくさん並んでいるよ(スマイルマーク)」というコメントとともにSNSに投稿し、それを東京美容外科・統括院長の麻生泰氏が擁護する投稿を続けて大炎上した事件だ。
この事件を思い出したらさらに腹が立って来た。