※)これは”チラ裏”レビューです。あまり十分な推敲もしておらず、本来はチラシの裏にでも書いて捨てるレベルの駄文ですが、ここに書いて捨てさせていただいております。この先は期待値をぐっと下げて、寛容な気持ちでお読みください。ではどうぞ。
作品名:夜に駆ける YOASOBI小説集 (小説 2021年)
評価:★4(★★★★☆)
リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/B09S64GFTK
>「小説を音楽にするユニット」YOASOBIの楽曲『夜に駆ける』『あの夢をなぞって』『たぶん』『アンコール』『ハルジオン』の原作小説を収録!
という紹介文の通り、YOASOBIの楽曲となった原作小説を集めた本。本作に収録された原作小説のタイトルとYOASOBIの楽曲名の対応は以下の通り。
第一章 小説「タナトスの誘惑」/「夜に溶ける」(星野舞夜 著) →「夜に駆ける」
第二章 小説「夢の雫と星の花」(いしき蒼太 著) → 「あの夢をなぞって」
第三章 小説「たぶん」(しなの 著) → 「たぶん」
第四章 小説「世界の終わりと、さよならのうた」(水上下波 著) → 「アンコール」
第五章 小説「それでも、ハッピーエンド」(橋爪駿 著) → 「ハルジオン」
2020年に単行本が刊行されて、2021年に刊行された文庫版では第五章が追加された。私は文庫版の方を読んだ。読んだ後、YouTubeで5作品のミュージックビデオも見た。私はやっぱり「夜に駆ける」が圧倒的に好き。「夜に駆ける」の原作小説「タナトスの誘惑 / 夜に溶ける」は余白をたっぷり取ったスカスカのレイアウトでたったの20ページだが、簡潔でパンチ力があってすごく面白かった。