週休3日サラリーマンのブログ

空気を読まないサラリーマンをやってます。1980生まれ男です。既婚。2011年生まれ息子、2013年生まれ娘あり。

(チラ裏レビュー)「プロフェッショナル 仕事の流儀 ジブリと宮崎駿の2399日」 (NHKドキュメンタリー 2023年製作)

※)これは”チラ裏”レビューです。あまり十分な推敲もしておらず、本来はチラシの裏にでも書いて捨てるレベルの駄文ですが、ここに書いて捨てさせていただいております。この先は期待値をぐっと下げて、寛容な気持ちでお読みください。ではどうぞ。

作品名:「プロフェッショナル 仕事の流儀 ジブリ宮崎駿の2399日」 (NHKドキュメンタリー 2023年製作)
https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2023132680SA000/
評価:★4(★★★★☆)

2023年12月16日に初放送された表題のドキュメンタリー番組を見た。本ドキュメンタリーは2023年公開の映画「君たちはどう生きるか」の製作舞台裏をNHKが密着したもの。私はジブリのドキュメンタリーものは結構な数を見ているが、これはその中でもかなり面白い方だった。

正直言って、「君たちはどう生きるか」の本編は私にはあまり面白くなかったのだが、その分、本ドキュメンタリーの価値が上がって感じられた。「君たちは〜」抽象的でわかりにくい映画だったので、YouTubeなどで色々な人の映画解説を見たが、いってみれば本ドキュメンタリーはジブリお墨付き(公式)の映画解説みたいなものだ。

多くの人は映画の登場人物の大叔父は宮崎駿本人である、という説をとっていたが本ドキュメンタリーは「大叔父=高畑勲(パクさん)」という説で構成されている。

ジブリ公式だからといってそれが正解という風には思わないし、正解があるようなものでもないと考えるが、単純に本ドキュメンタリーの構成は面白かったし、ちょっと心を動かされるものだった。

宮崎駿が発した言葉に、過去の宮崎駿の作品のシーンをこじつけて挿入したり、宮崎駿高畑勲の2人の過去の映像もこれでもかというほど使用して、「あまりにも恣意的な編集」という批判も目にしたが、面白いんだから本ドキュメンタリーは価値がある。

密着していたのは過去のNHKのドキュメンタリー「ポニョはこうして生まれた」の「荒川くん」のようだ。あの頃に比べると宮崎駿が「荒川くん」にキレることがなくなっているのは宮崎駿が丸くなったのか編集で削除されているのか…。それにしても、宮崎駿のドキュメンタリーをみるといつも「これほど必死になって作品作りをしていて、うらやましい。」と思う。おれもボケーっと生きていないでそろそろ新しいことを始めたいのだけど、子供が中学受験なのでてんてこ舞いの毎日だ…。

とりあえず、この映画を見て「君たちはどう生きるか」をもう一度観たくなった。金曜ロードショーで放送されるのはいつになるだろうか?