※)これは”チラ裏”レビューです。あまり十分な推敲もしておらず、本来はチラシの裏にでも書いて捨てるレベルの駄文ですが、ここに書いて捨てさせていただいております。この先は期待値をぐっと下げて、寛容な気持ちでお読みください。ではどうぞ。
作品名：「明日ちゃんのセーラー服」 (漫画 2016年〜)
リンク：https://www.amazon.co.jp/dp/B078731L34
評価：★5(★★★★★)
女子中学生の生活を全方位から舐め回すような視点のビデオカメラが密着して見せてくれるという、作者さんの性癖が暴走している作品。
ピュアっピュアで穢れなき女子中学生たち。そんなものは存在しない？ならば私が創造しよう。「私が神だ」とばかりに徹底的に自分の理想の世界を創造した作者さんブラボー。何十人もの女子キャラが登場する一方で、男性キャラは主人公の明日(あけび)ちゃんのパパのみで、モブキャラとしてもほぼ登場せず。ここまで振り切れていると逆に清々しい。天晴れ。
内容は、「あるあr…いや、ねーよ！」と突っ込みたくなるエピソードが目白押し。作者が描きたい画やシチュエーションがあって、それに合わせてキャラが動く。でも、それでいいのだ。この世界では作者が神なのだから。
本作は2022年にアニメ化された。女の子たちを愛でるなら原作ならではの”濃さ”がある漫画の方がおすすめだが、風景は白黒の漫画よりアニメの方が綺麗。気に入った方はぜひ両方どうぞ。
私は2022年にアニメ放送を視聴しつつ、原作漫画も4巻まで購入して読んだ。凄い作品だとは思うのだが、私は漫画を4巻までとアニメを5話まで視聴したところでお腹いっぱいになりギブアップ。でも作者さん応援しているので頑張ってください。
【作品概要】
作者は博(ひろ)。2016年から集英社のウェブコミックサイト『となりのヤングジャンプ』にて隔月連載中。既刊12巻（2023年10月現在）。2023年3月時点で単行本の累計発行部数は100万部を突破している。2022年アニメ化、全12話。
中学1年生の少女、明日小路（あけび こみち）を中心にした青春学園漫画。タイトルは、舞台となる私立蠟梅（ろうばい）学園中等部の旧制服であるセーラー服を、主人公の小路が全校で唯一着衣していることからきている。物語は小路が同級生一人一人と友人関係を深化させることにスポットライトが当てられ、基本的に1話、あるいは2話ごとに一区切りがつけられる。特徴として、登場人物の動きをコマ撮りしたような描写や、枠線が全くない一枚絵のような頁が度々存在する。
