Amazonで850円(税込・送料込)で購入した「ダイワ 理科観察教材 月と太陽 A型 三球儀」という商品を使用して、「月の満ち欠け」「月と太陽の1日の動き」の説明動画を作成してみた。
短時間でそこそこの完成度の動画が作れたので、やり方を記事にして残しておく。
完成動画はこれ。
動画編集は凝り始めたらキリがないが、以下の3つを使えば「分かりやすさ」では及第点の動画が作れる。
・タイトル(動画の始めや区切りに静止画像でタイトルを入れる)
・字幕(テロップ)
・BGM
使用する編集アプリは以下3つ。いずれもiPhoneアプリ。
【Vrew(無料, 字幕とBGM)】
・音声を認識して自動文字起こししてくれる。この機能がとにかく神!文字起こしが間違っている場合もあるが、簡単に修正できるので一から手動で文字起こしするより遥かに楽だし、動画と字幕のシンクロも最初からできているので本当に助かる。
・フリー素材のBGMを多数搭載しているので「Acoustic Guitar 1」を使用してみた。落ち着いた無難なBGMでいい感じ。
・完全無音にすると、動画を見た人が「これは『音声なし動画』なのか、本来は音声があるのにミュート再生してしまっているのか」と不安になるので、BGMはあったほうがいい。
・字幕とBGMのお陰で素材動画の音声は使わなくて済むので、セリフを噛んだり、生活音が入ったりしてもリテイクの必要がなく、これも劇的な時短になる。
・アプリのUIは優れていて、直感的に迷わず使うことができた。「生成字幕の分割」「動画ごとのいらない部分を削除」など、今回は使わなかった機能もあり、次の解説サイトが分かりやすそうだった(https://pacamera.org/iphone_movie_app_vrew/)
・登録しなくても使えるが、登録すると「1ヶ月90分までの時間制限」「動画上の"vrew"のロゴを消せる」ので一応登録した
【Keynote(Apple純正, 無料, タイトル画像作成)】
・いわゆる"アップルのパワポ"
・タイトル画像を作るために使用
・出来上がったスライド画像をファイルとして「写真」アプリに出力して素材として使う
【iMovie(Apple純正, 無料, タイトル画像と字幕動画を連結)】
・タイトル画像と字幕動画を連結するのに使用した
・タイトル画像の長さは「3秒」とした
・タイトル画像は「Ken Burnsエフェクト」という機能でわずかにズームインの動きをつけた。動きの付け方は簡単で、0秒のところで画像を指でピンチしてズームアウトしておき、3秒のところで画像を指でピンチしてズームインしておく。中間画像は勝手に生成してくれる。タイトル画像は完全静止画にするよりも少しでも動きをつけた方が「動画が再生中である」ということが一目瞭然になってよい。
おわり。