週休3日サラリーマンのブログ

空気を読まないサラリーマンをやってます。1980生まれ男です。既婚。2011年生まれ息子、2013年生まれ娘あり。

★5(★★★★★) あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。(映画 2023) レビュー

※)これは”チラ裏”レビューです。あまり十分な推敲もしておらず、本来はチラシの裏にでも書いて捨てるレベルの駄文ですが、ここに書いて捨てさせていただいております。この先は期待値をぐっと下げて、寛容な気持ちでお読みください。ではどうぞ。

作品名:あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。(映画 2023)
評価:★5(★★★★★)
リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/B0CWDZXTXP

2023年12月に公開され大ヒットし、各所で話題になった映画「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」がAmazonプライムビデオに来ていたので観てみた。感動した!

細かいことを言えば、文句がないこともない。それでも、日本を守るために、家族や友人や恋人を守るために、特攻隊員が自己を犠牲にして出撃するという事実に鑑賞中に何度も鼻がツンとして涙を禁じ得なかった。私は泣かされた映画には最高点をつけることにしている。よって★5(★★★★★)。

この映画は、記録的レベルの大ヒットをしたこと、パリオリンピックで卓球の早田ひな選手が勝利インタビューで言及したこと、自民党総裁戦で高市早苗候補が言及したこと、の計3回もニュースで取り上げられた。

1つ目、どれくらいのヒットだったかについて以下のニュースを引用する。

マイナビニュース(2024/02/12)

>2023年12月8日に公開されると、初週の8日から10日までの3日間で観客動員24万6,502人、興行収入3億2,226万6,500円を記録した同作。週末興行収入ランキングでは邦画作品1位を獲得し、その時点で興収20億円突破を狙える大ヒットスタートを切っていた。その後も勢いは止まらず、2024年1月12日には興行収入30億円を突破。2月11日にはついに40億円を突破した(興行通信社調べ)。
10億円でヒットと言われる邦画業界において、(以下略)

>配給会社の松竹の中でも、邦画作品では2008年の『おくりびと』(64.8億円)、2006年の『武士の一分』(41.1億円)に次ぐヒット(※ライブフィルムとしては2021年『ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”』が45.5億円)となり、今後記録を塗り替える可能性も。

>鑑賞者の層については「原作の読者層でもある女子中高生を中心に、10代20代の方々に多くご来場いただいています。年明けからは、年齢層の幅が広くなったとも聞いております。『今まで観た映画で一番泣いた』『今がある幸せを大事にしようと思った』など素敵な感想を沢山いただきました」とコメント。

なお、最終的な興行収入は45.4億円まで伸びたようだ(Wikipediaより)。

2つ目は、2024年8月14日の出来事だ。パリオリンピック卓球競技で銀メダルを獲得した早田ひな選手(24歳)が、帰国後の会見で「今やりたいことは?」と問われ、「鹿児島の特攻資料館に行って、生きていることを、そして自分が卓球をこうやって当たり前にできているということは、当たり前じゃないというのを感じたい」とコメントしたというもの。若い女性層にヒットしたこの映画がきっかけと言われている。当然と言うかなんというか、中韓からは批判の声が上がった。

3つ目は、2024年9月9日の出来事だ。自民党総裁戦で高市早苗候補が出馬表明会見の結びの言葉としてこの映画に言及し、「私達が生きている今それは誰かが命懸けで守ろうとした未来だった」と語った。

日本では、戦後80年経った今なおGHQが掛けた日本を弱体化させるためにかけた呪いは健在で、先の戦争を扱ったドラマや映画は、「日本は”軍国主義”に陥り、アジアに迷惑をかけた」という自虐史観をなぞり続けている。現在放送中の2025年NHK朝ドラ「あんぱん」でも、脚本家の中園ミホはろくに史実を調べもせずに、ステレオタイプな”日本軍国主義”のイメージに基づいて嘘だらけで薄っぺらいドラマを垂れ流している。

そんな情けない現状の中で、この映画の果たした役割は大きい。この映画の中でも”日本軍国主義”のステレオタイプのイメージは少し出てくるのだが、「日本下げ」になるような描写は少なく、特攻隊の兵隊さんをちゃんと英雄視するストーリーになっている。

早田ひな選手のような若い女性が、自然に特攻隊員への尊崇の念を抱くようになったことが素晴らしい。先の戦争のこととなると中韓は条件反射で日本に反省を求めてくるが、日本人はいい加減そういった声に屈することを止めなくてはならない。