週休3日サラリーマンのブログ

空気を読まないサラリーマンをやってます。1980生まれ男です。既婚。2011年生まれ息子、2013年生まれ娘あり。

(中学受験)加湿器と湿度計で部屋の湿度を管理する

今年の冬、加湿器と湿度計を購入・導入して人生で初めて「室内の湿度管理」をした。

きっかけは子供の中学受験。受験の追い込みの時期にあたる1月〜2月、特に入学試験が実施される2月1日〜5日に絶対に子供に風邪を引かせたくないと思ったから。もうちょっと正確に言うと、結果的に風邪を引くかどうかは運次第だが、万一そういう結果になったときも「やるべきことは全部やってたから仕方ない」と言えるようにするためだ。

・十分な食事と睡眠
・手洗い励行
・インフルエンザの予防接種
・受験直前は外出を控える
・空気清浄機を使う
・室内を適切な湿度に保つ

これだけやってて風邪を引いてしまったら「運が悪かったけどやれることは全てやった」と言える。(実際は特に風邪を引くことなく受験に臨むことができた。)

さて本題だが、加湿器と湿度計は以下を購入して満足いく結果が得られた!
・加湿器:[象印]EE-DD50-WA (18,400円(税込・送料込))
・湿度計:SwitchBot 温湿度計プラス (2,780円(税込・送料込))

冬の1〜2月の乾燥した日で我が家のリビング室内の湿度(購入した湿度計の測定値)が35%くらいのとき、購入した加湿器を稼働すると45%くらいまで湿度を上げることができた。湿度は50%が理想とされているので満足だ。夜間は寝室に加湿器を持ち込んで、騒音を抑えるため「ひかえめ」モードで運転して就寝中も適切な湿度を維持した。

以下では、加湿器と湿度計のチョイスについて具体的に記録しておく。

■加湿器

加湿器は価格.comで購入当時人気1位だった「[象印]EE-DD50-WA」を購入した。購入価格は18,400円(税込・送料込)。今(2024年3月)見たら結構値上がりしてて、代わりに1位になっているのは同じく象印の廉価版の機種(EE-RS50-WA)だ。

上位機種と廉価版はタンク容量と運転モードの機能数が異なる。私が買った上位機種はタンク容量が4.0リットルで、廉価版は3.0リットル。4.0リットルのタンク容量を満タンにしても午前中にスイッチを入れて運転すると夕方頃にはタンクが空になっていたので、大容量の上位機種を購入しておいて良かったと思う。

象印の加湿器が人気なのは、長年販売してきた電気お湯ポットの構造ほぼそのままのシンプルな構造だから。上部のフタは大口径でガバッと大きく開き、直径15センチの内釜が完全に露出するので開けて水を補給したり余った水を捨てたり掃除するのが楽。ただし本体丸ごと水道の蛇口のところに持っていかなければならないので小さいシンクだとあちこち干渉してしまうのでお風呂場またはキッチンまで持って行って水を補充する。フタは完全に取り外すことも可能でとてもメンテナンス性に優れている。

価格.comで概ね好評なこの加湿器だが、運転時の騒音については評価が分かれていて「沸騰音がうるさくて寝室では使えない」という声もあった。静かな寝室で就寝時に使うと確かに沸騰音が結構大きいことに気づくのだが、あまり耳障りな音質ではないのでベッドの足元に置いて「ひかえめ」モードで運転すると私も子供達も睡眠を妨げられることは無かった。

加湿器には大きく分けて2種類ある。
・常温の水に風を当てるなどして気化させる「気化式」
・水を加熱して沸かす「スチーム式」
私が購入したのは「スチーム式」だ。「気化式」の加湿機能は我が家のダイキンの空気清浄機に付いていて使ったことがあるのだが、水が蒸発するときに気化熱が奪われるために冷風が吹き出すことになり、冬場にはとても使えないので加湿器は「スチーム式」の一択。当然、湯を沸かす電気代はかかるけど。

購入した加湿器にはとても満足して、レビュー評価するなら★5(★★★★★)だ。

■湿度計

湿度計については、アレクサに「現在の湿度は?」と訊ねると答えてくれるのでそれでいいと思っていたのだが、実はアレクサはその地域の外気の湿度を答えているだけだということが分かり、湿度計の選定を開始笑。

温度と湿度だけをくっきり大きく表示してくれるシンプルな製品を求めていたが、カレンダー機能とか時計とか不快指数を顔の表情で示す機能とか、余計な機能が付属してくる製品が多くて、機能的にちょうどいいと思った製品はレビューで精度が悪いと報告されていたり…。そのため湿度計のチョイスは非常に迷った。

迷っている時に参考になったのがこの記事。

「その湿度計の値は信用できますか!?高精度でも要注意な3つの事実」
https://teinenpilife.com/equipment/ventilator/hygrometer?amp=1

温度計の場合は百均の商品でもほぼ正確な数値が測定できてしまうのだが、湿度計の場合は製品によって精度が大きく異なるということに気づかせてくれた。湿度の値は正確な値を測定するのが難しいらしい。精度(誤差)が公表されていないような製品はおそらく10%くらいは平気でズレてくる可能性がありそうだから、湿度計はとにかく湿度が重要。そもそも精度の記載がない製品も多く、Amazonで販売されているノーブランド品のほとんどはこれで候補から除外される。

結局、上記の記事でオススメしていた「SwitchBot 温湿度計プラス」を購入した。価格はAmazonで2,780円(税込・送料込)。温度と湿度のみをくっきり大きく表示してくれてしかも精度も抜群。最初は「ネットワーク機能も無いシンプルな製品がいい」と考えて候補から除外していたが、ネットワーク機能を搭載していても意外と電池の持ちは十分だ(公称「単四アルカリ電池2本で約1年」)。

なお、スイッチボットの温湿度計には廉価版(Amazonで1,980円(税込・送料込))もあったが、約千円の価格差で液晶の視認性がぐっと上がるので上位機種を購入した。

我が家はすでにスイッチボットのハブを導入済みなのでこの本体をハブに対してペアリングするだけで準備完了。ログ機能も意外と便利だった。

この湿度計も、レビュー評価するなら満足度は★5(★★★★★)だ。

2月中旬くらいから空気の乾燥がおさまってきたので今は使っていないが、来年の冬はまた押し入れから出してきて活躍してもらう予定。