週休3日サラリーマンのブログ

空気を読まないサラリーマンをやってます。1980生まれ男です。既婚。2011年生まれ息子、2013年生まれ娘あり。

バッテリー劣化のAirPodsをアップルケアで無料修理してもらった話

アップルのイヤホン、AirPods(エアーポッズ)。
AirPodsには、お得に使う裏技がある。
それは、アップルケアに加入してAirPodsを使い倒し、もとい毎日愛用し、アップルケアの保証を使って劣化したバッテリーを交換してもらうこと。

アップルケアの料金は、2023年7月現在、現行のAirPods全機種で共通の4,600円(税込)で、保証期間は2年間。
保証内容で最重要なのは、「バッテリーが保持する容量が80%未満になった場合」が無料修理の対象になること。
AirPodsは毎日のように使っていると2年ほどでバッテリーが劣化してくるので、購入して2年後にアップルケアの保証で無料でバッテリー交換をしてもらえることが期待できるのだ。

AirPodsのバッテリーが実際に2年間でどの程度劣化するかは個体差・個人差があるのでこれはアップルケア料金を賭けたギャンブルなのだが、私は今回この賭けに勝ち、無料でバッテリー交換をしてもらえたのでその顛末をこの記事にする。

2017年に私が購入したAirPods(第1世代)は、購入して2年くらいでバッテリーの劣化が目立つようになり、3年経たないうちに全く使い物にならなくなった。修理費用が高かったため修理は諦め、やむなく新しいAirPods(第2世代)を購入したのだが、約2万円のAirPodsを使い捨てるのは金銭的にも精神的にもちょっとキツかった。そこで、同じ轍を踏むまいと、購入時にアップルケアに加入しておいた。
あれからちょうど2年、私のiPhoneのリマインダーが「アップルケアまもなく保証期限、AirPodsのバッテリー残量確認」と告げた。

アップルケアの保証期間切れまであと2週間。2年間毎日のように愛用したAirPodsは、ややバッテリーの持ちが悪くなってきたような気がする。
満充電して、会社の長ーいリモート会議で使ってみたところ、ちょうど2時間でバッテリーが切れた。本来のAirPods(第2世代)の性能は「通話の場合で連続3時間、再生の場合で連続5時間」なので、本来の3時間に比べて2時間、単純に時間計算すると本来の性能の66%ということになる。マイクはほとんどの時間ミュートにしていたので、ずっとマイクを使用する通話の場合はもっと短い時間でバッテリーが切れるかもしれない。

もっと派手にバッテリー性能が劣化すれば分かりやすかったのだが、これでも一応、アップルケアの保証対象となる「バッテリー性能が本来の80%以下」という主張はできるので、修理を依頼してみることにした。

修理の申込みは、自分でアップルストアに持ち込む方法もあるが、待ち時間などが発生すると嫌なので、電話での修理申込みを選択した。
アップルのマイページみたいなところから、特に迷うことなく申し込めた。電話の方法は直接電話するのでなく、「アップルから電話してくる時間を予約する」という方式だった。金曜日の夜の申し込みで、土曜日の午前中の時間帯を予約することができた。「電話が一向に繋がらない」という最悪の体験をしなくて済むのがありがたい。

土曜日の午前、予定通りアップルのサービス担当さんから電話がかかってきて、状況の聞き取りが始まった。事前に連続通話時間の計測をしておいたので、「通話が2時間しか持たなくなりました」と状況を明確に伝えることができ、修理を受け付けてもらえることになった。充電ケースのバッテリーは時間計測はしていなかったが、「バッテリーの持ちが悪くなってきたと感じるので一応調べて欲しい」と伝えた。

AirPodsの引渡しもまた、自分でアップルストアに持ち込む方法もあるが、待ち時間などが発生すると嫌なので、配送業者によるピックアップを選択。月曜日の午前中に集荷に来てくれることになった。梱包も不要で、AirPodsの左右のイヤーピースを充電ケースに入れた状態でそのまま集荷に来た配達員さんに渡すだけ。これもほぼノーストレス。

その後、火曜日の夕方には修理完了・発送完了のeメール連絡がアップルからあり、水曜日には受け取ることができた。

修理されたAirPodsはシンプルな白い箱に入って送られてきて、修理明細には「今回の修理で以下の部品を交換しました:右イヤーピース・左イヤーピース・充電ケース」と書かれている。

やったぜ!新品になった!アップルは神!

おわり